【シリーズSDGs】ゴール⑧ 働きがいも経済成長も ~大人になることが楽しみになる未来~

 

荒木商会では、SDGsをシリーズ化してそれぞれのゴールを考えていくと共に、弊社での取り組みに紐づけて、ご紹介していく事にしております。また社員と共有することで、会社が向かう方向性の理解と、意識づけ、行動の伴う実践として取り組んでまいります。

 

【シリーズSDGs】

ゴール①『貧困をなくそう』

ゴール②『飢餓をゼロに』

ゴール③『すべての人に健康と福祉を』

ゴール④『質の高い教育をみんなに』

ゴール⑤『ジェンダー平等を実現しよう』

ゴール⑥『安全な水とトイレを世界中に』

ゴール⑦エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

ゴール⑧『働きがいも経済成長も』

 

 

◎ゴール⑧『働きがいも経済成長も』

 

【シリーズSDGs】八つ目のゴールは『働きがいも経済成長も』です。

 

包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)※を促進する。

 

ことを目標とされています。

 

包摂的(ほうせつてき)難しい言葉でしたので、以前にも調べてみましたのでご参照ください。

 

※デーセント・ワーク(Decent work)とは、『権利が保護され、十分な収入を生み、適切な社会保護が供与された生産的仕事』だと言われています。Decent=『きちんとした、まともな、適切な』という意味があります。分かりやすく言うと、『働きがいのある人間らしい仕事』とWikipediaでは紹介されています。

 

『貧困をなくそう』『飢餓をゼロに』『質の高い教育をみんなに』等のゴールにも直結する問題ですが、おおむね世界人口の半数が未だに1日およそ2ドル以下相当の生活をしています。

 

多くの国々で、仕事を持ったからといって必ずしも貧困から脱出できるという訳ではありません。そして、その仕事は様々です。世界の多くの国々で格差社会が広がるばかりで、いまだに低賃金で強制労働を強いられていたり、子供たちが学校に通えずに働いていたり、権利が保護されていない現実があります。

 

 

◎新型コロナウィルスがもたらした影響

 

コロナ禍により、世界中で2億5500万人分のフルタイム雇用に相当する仕事が失われたと言われています。これは、世界金融危機(2007~2009年)時の約4倍に相当します。

 

インフォーマル経済(非公式=公式な取決めの適用を受けていない、または十分に適用を受けていない)で働く16億人の労働者は、社会的セーフティネットを利用できず、コロナ禍により極めて大きな影響を受けたと言われています。

 

就業も就学も訓練も受講していない若者が増加し、若い男性で14.0%、女性で31.1%もいるそうです。

 

日本を訪れる外国人観光客数は、2019年の15億人から、2020年には3億8100万人に減少しました。コロナ禍では国際観光が2019年の水準に戻るのには最長4年かかる見込みだそうです。

 

それでも、景気回復は進行中で、世界の1人当たり実質GDPは、2017年2.2%から、コロナの影響により2020年に‐4.8%に減少、回復傾向に見られるものの多くの国々で経済成長がコロナ禍以前の水準に戻るのは2022年か2023年になる見込みとのことです。

 

 

◎世界中で起こっている様々な変化

 

しかし、今、世界は大きく変わってきています。

社会課題を解決する企業、環境に優しい企業、従業員が健康でやりがいを持って働いている企業に、優秀な人やお金が集まるようになってきています。

 

社会や環境にやさしい企業を応援するESG投資※はすでに世界投資の約3分の1に達しています。

 

※ESG投資とは、お金を稼げる企業に投資するのではなく、それに加えて、E(環境)、S(社会)、G(ガバナンス、統治する事)の3つの観点から優れた取り組みをしている企業に投資をしたほうが結果的に長くもうかり続けるという考え方。

 

日本人は昔から働きすぎだとよく言われます。今でも長く働く美学のようなものはなかなか抜けきらない世の中があります。

 

生活する上で、我慢をしながら休む暇もなく働く人もいます。家族との時間も取れず、お金を稼ぐために必死に働いてきました。このことは、結果、未来の自分たちを苦しめる結果にもつながります。

 

日本でも働き方改革が取り上げられ、法の整備の元、労働環境における取組が大企業から中小企業へと進んでいます。

 

AIやロボット技術の発展に伴って、より効率よく働ける環境づくりが進んでいます。人間でなくてもよい仕事はロボットが代わりにやってくれるような世の中が広がっています。

 

 

◎働きがいもあって、環境にもやさしい未来の仕事

 

2011年度に、『アメリカの小学校に入学した子供たちの65%は、大学卒業後に今は存在していない職業に就く』という予測がありました。

 

新型コロナウィルスの影響により、この流れは拡大しています。今ある7~8割の仕事は、今後新しい仕事に置き換わっていくとも言われています。

 

働きがいもあって、環境にもやさしい未来の仕事って、いったいどんな仕事でしょうか?子供たちの未来に、いったいどんな社会を残していけるのでしょうか?どんな仕事を作っていけるのでしょうか?

 

こういったことを考えて、いろんなアイデアを出して、若者たちの意見を聞いて、取り組んでいく方向を定めて、みんなで実践していく事が大切です。

 

まずは、自分たちが将来どのように生活していたいか、どのような仕事をしていきたいのかを考えて、それらを満たしてくれる新しい仕事を生み出していく事が大切です。

 

荒木商会ではリサイクル価値循環企業として、ダイバーシティー経営の取組みと、障がい者の方がはたらくよろこびを感じられる支援も行っています。今ある仕事に就ける人を採用するだけではなく、人を生かす経営に取組み、今いる人が、これから採用する人が活躍できる環境を新たに築いていきます。

 

 

子供たちが大人になることが楽しみになるような、ワクワクする未来を創るための社会を構築していく事が大切です。

 

※国際連合広報センター 持続可能な開発目標(SDGs)より引用

※参考書 図解でわかるSDGs「17の目標」と「自分にできること」がわかる本