【SDGsターゲット】①あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる

 

荒木商会では、SDGsをシリーズ化してそれぞれのゴールを考えていくと共に、弊社での取り組みに紐づけて、ご紹介していく事にしております。また社員と共有することで、会社が向かう方向性の理解と、意識づけ、行動の伴う実践として取り組んでまいります。

 

なぜSDGsが必要なのかは以下のページにてご紹介させていただきました。

なぜ【SDGs】が必要なのかを考えると、自ずと答えが見えてきた。

 

 

SDGs17のゴールには、それぞれ【ターゲット】が設定されています。

今後は、それぞれのゴールのターゲットについて、より詳細に記していきます。

 

ターゲットについてはコチラからご確認ください。

【SDGsターゲット】17のゴールを達成させるための具体的な目標

 

今回は、ゴール①『貧困をなくそう』のターゲットをご紹介します。

 

◎あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる

 

ゴール①『貧困をなくそう』の具体的なターゲットは以下の通りです。

 

【1.1】2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる。

 

【1.2】2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、全ての年齢の男性、女性、子供の割合を半減させる。

 

【1.3】各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、2030年までに貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する。

 

【1.4】2030年までに、貧困層及び脆弱層をはじめ、全ての男性及び女性が、基礎的サービスへのアクセス、土地及びその他の形態の財産に対する所有権と管理権限、相続財産、天然資源、適切な新技術、マイクロファイナンスを含む金融サービスに加え、経済的資源についても平等な権利を持つことができるように確保する。

 

【1.5】2030年までに、貧困層や脆弱な状況にある人々の強靱性(レジリエンス)を構築し、気候変動に関連する極端な気象現象やその他の経済、社会、環境的ショックや災害に暴露や脆弱性を軽減する。

 

【1.a】あらゆる次元での貧困を終わらせるための計画や政策を実施するべく、後発開発途上国をはじめとする開発途上国に対して適切かつ予測可能な手段を講じるため、開発協力の強化などを通じて、さまざまな供給源からの相当量の資源の動員を確保する。

 

【1.b】 貧困撲滅のための行動への投資拡大を支援するため、国、地域及び国際レベルで、貧困層やジェンダーに配慮した開発戦略に基づいた適正な政策的枠組みを構築する。

 

左側の『1』は、ゴールを表します。

右側の『1、2、3、4、5』の数字は、目標の、より詳細な中身に関するターゲットです。

右側の『a、b』のアルファベットは、ターゲットを実施するための手段を表します。

 

SDGsには『17個』のゴールがあり、更に『169個』のターゲットが設定されています。

また、各ターゲットの進み具合を測るための『232個』の指標も設定されています。

 

◎それぞれのターゲットについて

 

貧困って何でしょうか?

 

貧困とは、お金がないことで色々な事に困っている事です。貧困には絶対的貧困と相対的貧困があります。特に、極度の貧困のほとんどが南アジアとサハラ以南のアフリカ(サブサハラ)に集中しています。

 

ターゲット【1.1】では、1日1.25ドル未満で生活する極度の貧困とされる人たちがいると書かれています。お金がないので、ご飯もろくに食べられず、服も買えません。学校にも行けない環境があります。1.25ドルといえば、日本円で160円位です。日本であればジュースの1本も買えば無くなってしまいます。しかし実際に、それくらいの生活費で暮らす人たちが世界ではいまだ数多く存在します。これらは絶対的貧困です。

 

ターゲット【1.2】では、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態と書かれています。当然ですが、国が違うと物価もお金の価値も違う訳ですから、国によって貧困の定義が異なります。各国の定義による全年齢の、男性も女性も、大人も子供も、その割合を半減させることが目標です。これらは相対的貧困です。

 

ターゲット【1.3】では、最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施することが書かれています。日本のような社会保障制度(医療保険、介護保険、年金)が世界中にあるわけではありません。人々の生活を守る仕組みを作ったり、対策を行ったりすることで、世界中の人たちが安心して暮らせるようにします。

 

ターゲット【1.4】では、基礎的サービスや経済的資源について平等な権利を持つことが書かれています。土地の権利や財産の所有、新しい技術や金融サービスなどを平等に使えるようにします。マイクロクレジットとは貧困層を対象にした比較的低金利の無担保融資で、主に農村部で行われています。

 

ターゲット【1.5】では、インフラや災害について書かれています。貧しい人たちや特に立場の弱い人たちが自然災害や経済や社会の大きな変化によって受ける被害をなるべく減らして、万が一被害にあってもその回復力を強くすることが必要です。これらには気候変動が大きく関連しています。

 

◎日本の貧困、世界の貧困

 

日本にも貧困が存在しています。その割合は7人に1人と言われています。

 

お金が無くてご飯が食べられない人、生活に必要なモノを変えなくて困っている人がいます。服を変えず、毎日同じ服なのが嫌で学校にいけない子供がいます。勉強したくてもできない子供もいます。

 

ひとり親世帯は貧困になりやすく、約半分の家庭が貧困です。特にシングルマザーの家庭は貧困になりやすく、86.7%の家庭は生活が苦しいと言っています。

 

世界では、家にお金が無くて学校に行かせてもらえず、毎日働いている子供が約1億6000万人もいます。これは世界の子供の10人に1人の割合です。児童労働は世界の問題です。中にはお金が無くて売られていく子供たちもいます。

 

お金だけではなく、『心の貧困』も存在しています。日本でもお金に困っている家庭の子供の中で『自分は価値のある人間だと思わない』と答えた子供たちが41.3%もいました。日本では貧しい家庭の子供もお金持ちの家の子供も同じように学校に通います。生活が苦しいことを恥ずかしいと思い、お金の貧しさが心の貧しさにもつながっていることがあります。

 

◎未来を変える目標

 

SDGsは、誰も達成したことのない目標に向かって取り組んでいます。今だけではなく、だれもが幸せに暮らし、続けられる世界を実現する、『未来を変える目標』です。

 

世界の貧困は、特に開発途上国の間で深刻です。

 

日本を含む先進国が開発協力を行っています。開発協力とは「開発途上地域の開発を主たる目的とする政府機関による国際協力活動」で、そのための公的資金援助を『ODA(政府開発援助)』といいます。2018年の日本のODAの実績額は約141億ドルで、支出総額は米、独、英に次ぐ第4位となっています。

 

しかし、貧困問題は日本でも無縁ではありません。日本でも相対的貧困は存在し、国民所得の中央値の半分に満たない層は、15.6%(2015年厚労省調査)と先進国でも最悪のレベルです。2021年2月の日本の生活保護受給世帯は昨年より減少しているものの、約163万世帯も存在しています。

 

『未来を変える目標』に向かって、具体的な対策、政策がSDGsのターゲットです。しかし、言葉が先行して具体性のある行動が伴っていない現実もあります。

 

現状は分かったけど、じゃあ実際に何をしたらいいの?というところで止まってしまっている人がほとんどだと思います。

 

SDGsは誰も達成したことのない目標です。だからこそ誰もやったことがない取り組みが必要なのかもしれません。大人だけではなくて、子供たちも、みんなで取り組む目標です。

 

考えることから始めていきましょう。

 

 

※以下の図書を参考にさせていただきました。ありがとうございます。

『親子で学ぶ SDGs 日本人が今、やらないといけないことがわかる本』株式会社扶桑社発行

『小学生からのSDGs』株式会社KADOKAWA発行

 

 

 

【SDGsターゲット】17のゴールを達成させるための具体的な目標

 

 

荒木商会では、SDGsをシリーズ化してそれぞれのゴールを考えていくと共に、弊社での取り組みに紐づけて、ご紹介していく事にしております。また社員と共有することで、会社が向かう方向性の理解と、意識づけ、行動の伴う実践として取り組んでまいります。

 

なぜSDGsが必要なのかは以下のコンテンツによりご紹介させていただきました。

 

なぜ【SDGs】が必要なのかを考えると、自ずと答えが見えてきた。

 

SDGs17のゴールには、それぞれ【ターゲット】が設定されています。

今後は、それぞれのゴールのターゲットについて、より詳細に記していこうと思います。

 

 

◎【ターゲット】について考える。

 

目標と共に設定されたターゲットとは何でしょうか?

 

『17のゴールを達成させるためのより具体的な目標と実施手段』です。

 

ターゲットは、17のゴールそれぞれに設定されており、全部で『169』個あります。

 

例えばゴール①のターゲットには、

『1.1、1.2、1.3、1.4、1.5』

『1.a、1.b』

というような、7つターゲットが設定されています。

 

左側の『1』は、ゴールを表します。

右側の『1、2、3、4、5』の数字は、目標のより詳細な中身に関するターゲットです。

右側の『a、b』のアルファベットは、ターゲットを実施するための手段を表します。

 

各ゴールの大きな目標の下、それぞれの詳細な目標が設定されており、更にそれらを達成させる為の具体的な手段が決められているということです。

 

各ゴールのターゲットまでをしっかりと把握することで、その目標が目指している本当のゴールを明確にできます。

 

外務省ホームページ『SDGグローバル指標(SDG Indicators)』にてそれぞれのターゲットが記載されていますのでご参考ください。

 

 

◎ジャパンSDGsアワードとは

 

ジャパンSDGsアワードは、持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた企業・団体等の取組を促し、オールジャパンの取組を推進するために、2017年6月の第3回SDGs推進本部において創設が決定されました。

 

SDGs達成に資する優れた取組を行っている企業・団体等を、SDGs推進本部として表彰するもので、NGO・NPO、有識者、民間セクター、国際機関等の広範な関係者が集まるSDGs推進円卓会議構成員から成る選考委員会の意見を踏まえて決定されます。

 

※外務省ホームページ『ジャパンSDGsアワード』より抜粋

 

ジャパンSDGsアワードでは、SDGs達成に資する優れた取組を行っている企業・団体等を、SDGs推進本部として選定し表彰することを目的としおり、毎年12月に結果が発表されています。2021年12月で第5回目を迎えました。

 

<表彰の種類及び表彰の対象>

(1)極めて顕著な功績があったと認められる企業・団体等 『SDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞』

(2)特に顕著な功績があったと認められる企業 『SDGs推進副本部長(内閣官房長官及び外務大臣)賞』

(3)特筆すべき功績があったと認められる企業・団体等 『特別賞』

受賞団体の取組みはコチラからご覧ください。

 

 

 

◎17のゴールそれぞれのターゲット

 

以下のシリーズSDGs各ゴールについてまとめております。それぞれのページで今後ターゲットも追加して参ります。

 

【シリーズSDGs】

ゴール①『貧困をなくそう』

ゴール②『飢餓をゼロに』

ゴール③『すべての人に健康と福祉を』

ゴール④『質の高い教育をみんなに』

ゴール⑤『ジェンダー平等を実現しよう』

ゴール⑥『安全な水とトイレを世界中に』

ゴール⑦エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

ゴール⑧『働きがいも経済成長も』

ゴール⑨『産業と技術革新の基盤をつくろう』

ゴール⑩『人や国の不平等をなくそう』

ゴール⑪『住み続けられるまちづくりを』

ゴール⑫『つくる責任、つかう責任』

ゴール⑬『気候変動に具体的な対策を』

ゴール⑭『海の豊かさを守ろう』

ゴール⑮『陸の豊かさも守ろう』

ゴール⑯『平和と公正をすべての人に』

ゴール⑰『パートナーシップで目標を達成しよう』

 

 

※以下の図書を参考にさせていただきました。ありがとうございます。

『60分でわかる!SDGs超入門』

『SDGsの考え方と取り組みがしっかりわかる教科書』

株式会社技術評論社発行

ゴールデンウィークの営業案内

 

弊社のゴールデンウィークの営業は以下の通りとなっておりますのでご案内致します。

 

【GWの営業案内】

≪4月≫

4月28日(木曜日)・・・通常営業

4月29日(金曜日)・・・休業

4月30日(土曜日)・・・休業

 

≪5月≫

5月1日(日曜日)・・・休業

5月2日(月曜日)・・・通常営業

5月3日(火曜日)・・・休業

5月4日(水曜日)・・・休業

5月5日(木曜日)・・・休業

5月6日(金曜日)・・・通常営業

5月7日(土曜日)・・・通常営業

5月8日(日曜日)・・・休業

5月9日(月曜日)・・・通常営業

 

何卒よろしくお願い申し上げます。

なぜ【SDGs】が必要なのかを考えると、自ずと答えが見えてきた。

 

荒木商会では、SDGsをシリーズ化してそれぞれのゴールを考えていくと共に、弊社での取り組みに紐づけて、ご紹介していく事にしております。また社員と共有することで、会社が向かう方向性の理解と、意識づけ、行動の伴う実践として取り組んでまいります。

 

【シリーズSDGs】

ゴール①『貧困をなくそう』

ゴール②『飢餓をゼロに』

ゴール③『すべての人に健康と福祉を』

ゴール④『質の高い教育をみんなに』

ゴール⑤『ジェンダー平等を実現しよう』

ゴール⑥『安全な水とトイレを世界中に』

ゴール⑦エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

ゴール⑧『働きがいも経済成長も』

ゴール⑨『産業と技術革新の基盤をつくろう』

ゴール⑩『人や国の不平等をなくそう』

ゴール⑪『住み続けられるまちづくりを』

ゴール⑫『つくる責任、つかう責任』

ゴール⑬『気候変動に具体的な対策を』

ゴール⑭『海の豊かさを守ろう』

ゴール⑮『陸の豊かさも守ろう』

ゴール⑯『平和と公正をすべての人に』

ゴール⑰『パートナーシップで目標を達成しよう』

 

今回は、これまでにご紹介してきた【SDGs】についての取りまとめと、今一度振り返る機会として記載しました。すべてのゴールを一度に達成することは難しいですが、一つひとつの取組みを知る事で、何かを始めていく事で、あれもこれもすべて繋がっていることに気づきます。

 

 

◎このままでは地球が、子供たちの未来が!?

 

なぜ、SDGsに取り組まなければいけないのでしょうか?

 

答えは、『このままでは地球がもたないから』です。

 

人間が利益だけを考えて環境破壊を続ければ、生物多様性はなくなります。将来的に自然の恵みは得られなくなります。経済も大切ですが、環境を守ることも進めなければいずれ人間に返ってきます。

 

プラネタリー・バウンダリーという言葉があります。『地球の限界』です。地球は既にいくつかの点で限界に達しているという警告を出しています。

 

この表を見て、まだ大丈夫と思いますか?

今手を打たないと地球の未来は危ないと思いますか?

 

【プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)】

・生物種の絶滅速度

・生物地球科学的循環(リン・窒素)

・生態系機能の消失

・土地利用変化

・気候変動

・海洋酸性化

・成層圏のオゾン破壊

・淡水利用

・新規化学物質

・大気のエアロゾルの負荷

 

※高リスク (不安定な領域を超えてしまっている)

※リスク増大(不安定な領域)

※安全   (地球の限界内)

 

日本から見て地球の裏側にあるアマゾンの熱帯雨林は『地球の肺』と言われ、地球の空気をきれいにする役割を果たしています。しかし、開発の為にどんどん伐採されています。

 

地球の裏側で起こっている事でも、同じ地球の住人と考えると他人事ではありません。自分たちさえよければいいとは言っていられません。

 

地球の未来を、子供たちの未来を守っていくためには、今この課題に取り組んでいく必要があるのです。

 

 

◎SDGsは既に待ったなしの全人類の課題です。

 

改めてになりますが、【SDGs】とは『Sustainable Development Goals(サステナブル デベロップメント ゴールズ)』を略した言葉で、『持続可能な開発目標』という意味です。

 

2015年9月に、国際連合サミットで採択された『私たちの世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ(プラン、計画)』が掲げた『17の目標と169のターゲット』の持続可能な開発目標です。

 

世界には、196の国(日本が承認している国)があります。そのうちの146の国(約74%)は『開発途上国』です。

 

日本は経済も産業も開発が進んだ『先進国』です。私たちの日々の暮らし、日常の生活は当たり前のようにそこにはあります。しかし、世界的にみればこのような暮らしは少数派であり、決して当たり前ではありません。

 

世界には様々な問題が蓄積されています。

 

戦争や内紛、貧困や格差社会、差別や不平等、そして環境問題。様々な問題、課題があります。開発途上国の方がよりこれら深刻な問題を抱えているかもしれません。

 

日本にも貧困、差別、環境問題は数多く存在し、先進各国も同様です。環境問題などに関しては先進国に多くの課題が残されており、開発途上国においてはその影響を受けている現状もあります。

 

そして世界中の人々が暮らす地球が、このままでは環境破壊により立ち行かなくなってしまいます。それは、子供たちにとって、その先の未来の地球にとって深刻な問題です。

 

だからこそ、2030年までに持続可能な開発目標を一つ一つ達成させていく必要があり、今の暮らしを犠牲にすることなく、未来の暮らしも豊かにしていく事が必要です。

 

SDGsとは、全人類に課せられた、既に待ったなしの課題なのです。

 

 

◎様々な課題、問題を理解することから全ては始まる。

 

では、SDGsとは何から始めるのがいいのでしょうか?

 

まずは、知ることが重要です。理解することから全ては始まります。どれだけ多くの課題、問題があるのかを知り、一人ひとりが取り組まないとどうなるのかをしっかりと理解しなければ、ことの重大さや重要性はわかりません。

 

日本は豊かな国だと、世界中の人が思っているでしょう。

 

では果たして本当にそうでしょうか?

 

日本にも貧困は存在し、格差や差別は存在します。日本は経済が発展し、お店や商品があふれています。モノが溢れていることは様々な環境問題を引き起こしています。

 

地震や津波などの自然災害により多くの人々が命を落としている現状があります。これらの災害や公害は、地球温暖化が強く影響していると言われています。

 

で、あるならば地球温暖化を今すぐに止めなければいけません。

 

地球温暖化を止める為には、いつまでに、だれが、なにを、どれくらい、どのようにしなければいけないのでしょうか?

 

各ゴールには、それぞれの課題や問題の背景と具体的なデータが存在します。それらを元に建てられたのが持続可能な開発目標です。

 

まず理解しなければ、いわゆる口先だけのSDGsになってしまいます。

 

 

◎目標よりも具体的な『ターゲット』を知る。

 

SDGs17のゴールには、それぞれに『より具体的な未来の理想像』を示した、169の『ターゲット』が設定されています。

 

※169のターゲットについては、今後改めて記していきます。

 

では、『サステナブル』とはどういうことでしょうか?

日本語にすると、『持続可能な』『ずっと続けていける』という意味になります。

 

今、世界はSDGsを達成することで、サステナブル デベロップメント=持続可能な開発を目指しています。

 

・環境保護

 環境を守って行くこと

 

・社会的包摂

 社会的に弱い立場の人も含め、一人ひとりの人権を成長すること

 

・経済成長

 経済活動を通じて富や価値を生み出していくこと

 

持続可能な開発は、『環境保護』『社会的包摂』『経済開発』の3要素の調和が求められています。環境を守り、全ての人の人権を尊重しながら、経済成長をしていくということです。『だれひとり取り残さない』こともSDGsでは重要なキーワードです。

 

 

◎SDGsの『5つのP』とは?

 

SDGs17の目標は、『5つのP』で考えると整理され理解しやすくなります。

 

  • People(人間)貧しさを解決し、健康に

すべての人の人権が尊重され、平等に。貧困と飢餓を終わらせ、ジェンダー平等を達成し、すべての人に教育、水と衛生、健康的な生活を保障する。

 

  • Prosperity(豊かさ)経済的に豊かで、安心して暮らせる世界に

すべての人が豊かで充実した生活を送れるようにし、自然と調和する経済、社会、技術の進展を確保する。

 

  • Planet(地球)自然と共存して、地球の環境を守る

持続可能な消費と生産、天然資源の持続可能な管理、気候変動への緊急対応などを通じ、地球の劣化を防ぐことにより、現在と将来の世代のニーズを支えられるようにする。

 

  • Peace(平和)争いのない平和を知ることから実現

平和、公正で、恐怖と暴力のない、すべての人が受け入れられ、参加できる包摂的な世界を目指す。

 

  • Partnership(パートナーシップ)みんなが協力し合う

世界の人々の連携強化の精神に基づき、グローバルなパートナーシップにより実現を目指す。

 

 

SDGsとは何か?何を目指しているのか?地球が、私たちが直面しているかだとは何か?

 

まずは、地球上で、世界中で、日本で、日本以外の国々で、どんな課題や問題があるのかを認識することが大切です。

 

『どうしてSDGsが必要なのか?』を、しっかりと理解した時自ずと答えは見えてきて、自分も他人ごとではなく、取り組まなければいけない事に気づかされるでしょう。

 

 

※以下の参考書から引用、参考にさせていただきました。ありがとうございます。

こどもSDGs☆なぜSDGsが必要なのかがわかる本☆

SDGsがわかる本

図解でわかるSDGs「17の目標」と「自分にできること」がわかる本

 

 

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【シリーズSDGs】ゴール⑰ パートナーシップで目標を達成しよう~『One for All & All for One』~

 

荒木商会では、SDGsをシリーズ化してそれぞれのゴールを考えていくと共に、弊社での取り組みに紐づけて、ご紹介していく事にしております。また社員と共有することで、会社が向かう方向性の理解と、意識づけ、行動の伴う実践として取り組んでまいります。

 

【シリーズSDGs】

ゴール①『貧困をなくそう』

ゴール②『飢餓をゼロに』

ゴール③『すべての人に健康と福祉を』

ゴール④『質の高い教育をみんなに』

ゴール⑤『ジェンダー平等を実現しよう』

ゴール⑥『安全な水とトイレを世界中に』

ゴール⑦エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

ゴール⑧『働きがいも経済成長も』

ゴール⑨『産業と技術革新の基盤をつくろう』

ゴール⑩『人や国の不平等をなくそう』

ゴール⑪『住み続けられるまちづくりを』

ゴール⑫『つくる責任、つかう責任』

ゴール⑬『気候変動に具体的な対策を』

ゴール⑭『海の豊かさを守ろう』

ゴール⑮『陸の豊かさも守ろう』

ゴール⑯『平和と公正をすべての人に』

ゴール⑰『パートナーシップで目標を達成しよう』

 

◎ゴール⑰『パートナーシップで目標を達成しよう』

【シリーズSDGs】17個目のゴールは『パートナーシップで目標を達成しよう』です。

 

持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。

 

ことを目的とされています。

 

目標は立てただけでは意味がありません。実際に達成させるために手段があり、行動が必要です。

 

SDGs目標⑰のテーマは、『Partnerships for the Goal』です。

日本語で、『パートナーシップで目標を達成しよう』となります。

 

SDGsのゴールはみんな繋がっていると言われています。複数のゴールが連携して、繋がっています。どれか一つだけ達成すればいいという訳ではなくて、どれかを達成しようとすると関連したゴールの課題も同様に達成していく必要があるのです。

 

 

◎なぜSDGsの目標17があるのか?

 

SDGsは、全人類の課題です。

 

世界中の国々や人々がみんなで取り組む必要があります。そうしなければ決して達成できない難しい課題です。

しかし、世界には自分たちだけでは達成が難しい国もあります。

 

だからこそ、世界中で協力し合って(パートナーシップ)達成しようと設定されたのが、目標⑰です。

 

世界中の国々、先進国も開発途上国も取り組むべき課題です。しかし、開発途上国においては目標達成に必要な資金や技術・技術者などが不足しており、達成が難しいと言われています。

 

SDGsでは、『だれ一人取り残さない』事が大切なテーマです。

 

目標達成が困難な開発途上国を、先進国が政府開発援助(ODA)などで積極的に支援することで実現できます。

 

 

◎パートナーシップの分類

 

『パートナーシップ』は日本語でも日常的に使われている言葉ですので意味は分かります。訳すと、『友好的な協力関係』です。では、日本における『パートナー』とはどういうところでしょうか。

 

日本が政府開発援助(ODA)を行うパートナーは次のように分類できます。

 

・日本国内の自治体や組織

日本の政府や政府機関、都道府県、市町村、NGO(非政府組織)、企業、大学、研究機関などがバラバラに支援するのではなく、パートナーとして協力して開発途上国を支援します。

 

・他の先進国の政府や組織

日本政府は、他の先進国の政府や国際機関、NGOなどと情報共有、意見交換を行い、協調しながら開発途上国を支援します。この場合日本政府は先進国のNGOなどに資金を出すこともあります。

 

・支援を受ける国の政府や機関

支援する側と支援を受ける側が対等の立場で情報共有、意見交換を行い、協調しながら開発途上国の開発を支援します。また、SDGsの達成に役立つ様々な事業を協力して行います。

 

支援の対象となる国は、1人当たり国民総所得が1万2,235ドル以下の国です。2020年時点では141か国あります。

 

どの国を支援するかは、その国の地理や歴史的背景、外交政策などにもよりますが、日本はアジアの国々からODAを始めてきました。

 

 

◎ODA世界ランキング

 

※キッズ外務省『世界いろいろ雑学ランキング』より引用

 

上記は、ODA援助総額の多い国と、1人当たりの途上国援助が多い国のランキングです。

 

現在世界でいちばん多くODAを行っているのは、GDPが世界1位のアメリカです。次いでGDPが世界4位のドイツ、6位のイギリス、3位の日本の順になっています。

 

GDPが大きい国がODAの総額が多いことはわかりますが、1人当たりの負担額を見ると日本は16位になっています。1人当たりのODA負担額が上位のノルウェー、ルクセンブルク、スイスなどの国々は1人当たりの国民総所得が高い国なのです。

 

 

◎日本の開発協力の現状

 

戦後日本は急速に経済成長を遂げ、1954年以降ODAに積極的に取り組んできました。1990年代では世界一のODA供与国となりました。

 

しかし近年では、財政難などにより徐々にODAの金額も減少し、現在は世界4位となっています。それでも日本はODAを継続しています。そこには困っている人たちを支援するというある意味当たり前の精神(人道的精神)からくるものが大きいようです。

 

日本の開発途上国支援の相手国は、アジアの国々が中心です。目的はインフラの整備や技術支援などが中心です。近年の上位国は、インド、バングラデッシュ、ベトナム、インドネシア、フィリピンなどです。

 

SDGsゴール②『飢餓をゼロに』でも書きましたが、現在世界ではおよそ8億人以上の人が飢えに苦しんでいます。日本も第二次世界大戦後、海外からの援助を受けて復興を遂げ、発展してきました。

 

この様に、国と国同士がお互いに助け合うことが必要です。すべての国が密に繋がっていることで他国を助けることで巡り巡って時刻を助けることになります。

だからこそ、このゴール⑰『パートナーシップで目標を達成しよう』が必要なのです。

 

 

◎日本の目標達成はどれくらいなのか?

※キッズ外務省『世界いろいろ雑学ランキング』より引用

 

日本のSDGs達成度は、2021年のレポートによると、79.8ポイントで世界18位です。

 

達成度が高い国は、ヨーロッパの国々が多いようです。これは先に記した1人当たり途上国援助の高い国々が相対的に高い傾向にあります。

ゴール別にみてみると、日本が達成している目標は次の通りです。

 

【達成済み】※以下の表で緑色

ゴール④『質の高い教育をみんなに』

ゴール⑨『産業と技術革新の基盤をつくろう』

ゴール⑯『平和と公正をすべての人に』

 

【大きな課題が残されている】※以下の表で赤色

ゴール⑤『ジェンダー平等を実現しよう』

ゴール⑬『気候変動に具体的な対策を』

ゴール⑭『海の豊かさを守ろう』

ゴール⑮『陸の豊かさも守ろう』

ゴール⑰『パートナーシップで目標を達成しよう』

 

※SUSTAINABLE DEVELOPEMENT REPORT 2021参照

 

 

◎ゴール⑰達成のためには

 

日本は多額のODAを行い、開発途上国の援助を続けてきました。

 

にもかかわらず、ゴール⑰に関しては大きな課題が残されているという評価を受けています。良い意味でも悪い意味でも、日本人は自分たちの取組みや行いを世界に発信することが苦手です。

 

これには日本人の謙虚な姿勢が関係しているのかもしれません。日本人は善い行いをあまり周りにひけらかさない傾向にあります。

 

島国である日本は、鎖国時代もあり閉鎖的にとらえられる一面もあるようです。一方で島国であるからこそ日本独自の文化や産業、メイドインジャパンといった高い技術力、ブランド力を持っています。

 

この様に日本は魅力のある国として、世界中から見られていることも事実です。

 

ゴール⑰で最も必要なことは、『グローバル・パートナーシップの活性化』であると言われています。

 

SDGsは世界で1000万人以上の人が参加して作られました。日本は専門家以外ほとんど興味を持たずに参加しませんでした。政府と民間企業、市民団体、教育機関などより多くの人たちがもっと協力する必要があります。

 

経済的な成長だけでは皆が幸せになることはできません。自分や自分の家族、自国の人だけが幸せになるのではなく、世界中のみんなが幸せになる為にはどうしたらいいのかを考えましょう。

 

自国の魅力、自分たちの良い所を積極的に情報発信していく、同時に他国の魅力、良い所を積極的に情報収集していく。途上国も先進国も互いに魅力を引き出し合う事ができるようなパートナーシップが必要です。

 

自国だけ、自分だけが豊かで幸せになるのではなく、みんなが豊かで幸せになる方法を考える。自分たちの良い所を理解し、相手の魅力的な所を理解することで、1人ではできなかったことが、みんなでできるようになる。だれ一人取り残さない。その為にはみんなのパートナーシップが必要です。

 

『One for All & All for One』

 

 

※国際連合広報センター 持続可能な開発目標(SDGs)より引用

※以下の参考書から引用、参考にさせていただきました。ありがとうございます。

SDGsがわかる本

SDGsのきほん 未来のための17の目標 目標17パートナーシップ

図解でわかるSDGs「17の目標」と「自分にできること」がわかる本

 

 

 

 

 

【シリーズSDGs】ゴール⑯ 平和と公正をすべての人に ~争いこそが最大の環境破壊~

 

荒木商会では、SDGsをシリーズ化してそれぞれのゴールを考えていくと共に、弊社での取り組みに紐づけて、ご紹介していく事にしております。また社員と共有することで、会社が向かう方向性の理解と、意識づけ、行動の伴う実践として取り組んでまいります。

 

【シリーズSDGs】

ゴール①『貧困をなくそう』

ゴール②『飢餓をゼロに』

ゴール③『すべての人に健康と福祉を』

ゴール④『質の高い教育をみんなに』

ゴール⑤『ジェンダー平等を実現しよう』

ゴール⑥『安全な水とトイレを世界中に』

ゴール⑦エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

ゴール⑧『働きがいも経済成長も』

ゴール⑨『産業と技術革新の基盤をつくろう』

ゴール⑩『人や国の不平等をなくそう』

ゴール⑪『住み続けられるまちづくりを』

ゴール⑫『つくる責任、つかう責任』

ゴール⑬『気候変動に具体的な対策を』

ゴール⑭『海の豊かさを守ろう』

ゴール⑮『陸の豊かさも守ろう』

ゴール⑯『平和と公正をすべての人に』

ゴール⑰『パートナーシップで目標を達成しよう』

 

 

◎ゴール⑯『平和と公正をすべての人に』

 

【シリーズSDGs】16個目のゴールは『平和と公正をすべての人に』です。

 

持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。

 

ことを目的とされています。

 

2022年2月24日、ロシアがウクライナに侵攻しました。

世界中でSDGsが叫ばれている今、また平和の祭典である北京オリンピックが閉会し、パラリンピックが開催されるまでのわずかなタイミングでの侵攻です。

 

このタイミングで、このゴールについて書く事は非常に心が痛みます。

しかしこのタイミングだからこそ、今一度考えなければいけない事があるのではないでしょうか。

 

◎日本は平和なのでしょうか?

 

世界中の多くの国々は、依然として長引く対立と暴力に直面しています。私たちの身近にはないだけで、多くの人々が今も闘いに明け暮れている。

 

これは制度が脆弱であること、司法や情報、その他の基本的自由がないことが原因です。

 

世界での殺人事件の犠牲者数は、2008年から2014年にかけては比較的安定していました。それでも開発途上国における殺人率は先進国の2倍で、後発開発途上国ではその率はさらに上昇しています。

 

世界では人身売買が未だに行われています。2011年の時点でその犠牲者の34%は子供たちでした。

 

では、日本は平和なのでしょうか?

 

敗戦国である日本は、戦争により多くの事を学び変化してきた国の筆頭だと考えます。戦争により唯一の被爆国である日本には、数多くの平和を象徴する記念公園が存在します。

世界中から見れば、今の日本は平和な国に見えるでしょう。

 

日本国憲法では3原則が定められています。

・国民主権(国の政治のあり方を決める力は、わたしたち国民にある)

・基本的人権の尊重(人が生まれながらにして持つ権利を尊重すること)

・平和主義(戦争の放棄や、陸軍・海軍・空軍などの戦力を持たないこと)

 

しかし、私たちが暮らす日本でも、残酷な事件は毎日のように報道されています。

 

制度があり、憲法があり、法律があっても、『平和と公正をすべての人に』このゴールは達成できているとは言えません。

 

◎『世界平和度指数』とは?

※「2021 GLOBAL PEACE INDEX – Vision of Humanity」より引用させていただきました。

 

世界の平和をはかる指数として、世界平和指数(Global Peace Index)があります。

イギリスのエコノミスト紙が24項目にわたって144カ国を対象に分析し、各国や地域がどれくらい平和かを相対的に数値化することを試みた指数です。

 

緑色は平和指数が高く、黄色から赤色にかけて平和指数は低くなります。

指数が高ければより平和に近く、低ければ争いなどが多く平和ではないことを示しています。

 

2021年日本は12位です。2019年の9位から少し下がっています。

1位アイスランド、2位ニュージーランド、3位デンマーク、4位ポルトガル、5位スロベニア、6位オーストリア、7スイス、8位アイルランド、9位チェコ、10位カナダ、11位シンガポールとなっています。これらの国々は争いや内紛などもなく比較的平和な国と言えるでしょう。

 

ちなみに、ロシアは154位、ウクライナは142位とかなり平和指数が低くなっています。正に争いごとの真っ只中です。

 

この指数は治安ランキングではないので、1位のアイスランド以外は日本よりも犯罪発生率がかなり高いため、参考程度の指数となります。

 

◎『平和』とは?

 

『平和』とはどんな状態のことを言うのでしょうか?

 

ゴール⑯のテーマは英語で、『Peace、Justice And Strong Institutions』です。

日本語では、『平和と公正をすべての人に』と訳されています。

(Peaceは平和、Justiceは公正や司法、Strongは強い、Institutionsは法律・制度)

 

国語辞典によると

『平和』とは、おだやかで変わりないこと。戦争がなくて世が平穏であること。

『公正』とは、かたよりなく平等であること。

とされています。

 

『すべての人が法律や制度で守られる、平和で平等な社会』を創り出す必要があります。

 

日本は日本国憲法に基づき、国民の平等が守られています。

 

世界にはこのような制度や、法律、裁判などの司法制度が確立されていない国がまだまだたくさんあります。国家の価値観や法律、仕組み、制度、思想は、文化や宗教も変われば違っていて当たり前ですが、人間としての基本的な平等や公正は、すべての人が取り残されずに守られるべき社会が創られていく必要があります。

 

◎なぜ紛争や戦争がなくならないのか?

 

世界の国々は、世界平和のために様々な活動を行ってきました。それでも、世界各地では紛争、戦争、内紛が後を絶ちません。年間15万人以上の人々が争いによって命を落とし、危険な生活を送っています。

 

家族や家を失ったり、所得が十分でない為に危険な仕事をさせられたりする子供達もいます。誘拐や殺害など人権侵害が日常的に行われています。

 

日本でもDV被害に合っている女性や、虐待を受けている子供たちがいることは日々のニュースで報道されています。

 

争いがおこる原因は、領土や資源をめぐる争い、民族や宗教の違いによる対立など様々です。国同士の争いや、独裁政権下にあることで、国に対しする反対運動が内戦に発展することもあります。

 

平和を実現する為には、内紛や戦争を終わらせるために、根本的な問題の解決が必要です。

 

◎不正や腐敗がもたらす社会への影響

 

『公正』とはどういうことを言うのでしょうか?

 

『公正』の反対は『不正』で、法律や道徳に背く不正な行いです。

国に限らずですが、権力者や体制が慢性的に劣化し、腐敗すると不正行為が横行します。

 

世界中で問題になっているのが、汚職などの不正行為により社会・経済・環境などの発展を遅らせることです。腐敗による経済損失は、世界全体で少なくとも年間2兆6000億ドル(約288兆円)に及ぶそうです。特に開発途上国では汚職や賄賂等の不正が行われています。

 

世界各国の腐敗を監視する『トランスペアレンシー・インターナショナル』は腐敗認識指数(CPI)を発表しています。2019年の報告で日本は100点満点中「73.0」で、世界で20位でした。

 

1位はデンマーク・ニュージーランド(87.0)、3位がフィンランド(86.0)4位はシンガポール・スウェーデン・スイス(85.0)、アメリカ(69.0)は23位です。

 

先に紹介した『世界平和指数』と上位国は被りますので、『平和と公正』は、非常に密接した関係にあることが分かります。

 

◎世界が『平和と公正』であるために

 

日本でも日々悲しい事件が起こっています。

 

その度に法律が改正されたり、制度を改めたり、罰則を厳しくしたりして、次に同じことが起こらないように対策が講じられています。

 

世界中から見れば、日本は比較的平和で公正な国です。

 

なぜなら日本は日本国憲法により、国民に主権があり、基本的人権が尊重され、平和主義を掲げられているからです。いわゆる国のルールが明確に存在します。また、日本は島国であり国境が海によって線引きされており、単一民族であることが言えます。

 

世界中では、人種や民族、社会的地位などによる差別や偏見によって、個人の基本的人権が尊重されていない国が多くあります。

 

司法制度が整っていなかったり、あってもだれでも利用できる環境になかったり、正当な裁判が受けられなかったりしています。これらは情報です。必要な知識や情報を得られる環境を築く事も必要です。だからSDGsは全てのゴールが繋がっているのです。

 

国単位の大きな話だけではなく、身近な暴力として日本でも『いじめ』の問題はなくなりません。弱い立場の人たちでも、誰に対しても自分の思っていることを素直に伝えられる未来を創る事が必要です。

 

どんな国でも、どんな人でも、『平和で公正』であるためには、人権侵害をなくし、すべての人に基本的人権を保障する世の中にしていかなければいけません。

 

戦争や内戦、紛争などの争いこそが最大の環境破壊であると言えます。

 

 

被害者がいるということは、加害者がいる事実があります。被害者が自分から立ち上がることで少しは変えていけるかもしれません。しかし、被害者、加害者だけではなく、周りにいるみんなの意識や行動を変えていく事で変化することもあります。自らの主張だけではなく、相手の主張を聞くことで対立をなくしていく事もできると思います。

 

 

※国際連合広報センター 持続可能な開発目標(SDGs)より引用

※以下の参考書から引用、参考にさせていただきました。ありがとうございます。

SDGsがわかる本

SDGsのきほん 未来のための17の目標 目標16 平和と公正をすべての人に

図解でわかるSDGs「17の目標」と「自分にできること」がわかる本

 

 

 

 

 

【シリーズSDGs】ゴール⑮ 陸の豊かさも守ろう ~生き物はすべて繋がっている~

 

荒木商会では、SDGsをシリーズ化してそれぞれのゴールを考えていくと共に、弊社での取り組みに紐づけて、ご紹介していく事にしております。また社員と共有することで、会社が向かう方向性の理解と、意識づけ、行動の伴う実践として取り組んでまいります。

 

【シリーズSDGs】

ゴール①『貧困をなくそう』

ゴール②『飢餓をゼロに』

ゴール③『すべての人に健康と福祉を』

ゴール④『質の高い教育をみんなに』

ゴール⑤『ジェンダー平等を実現しよう』

ゴール⑥『安全な水とトイレを世界中に』

ゴール⑦エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

ゴール⑧『働きがいも経済成長も』

ゴール⑨『産業と技術革新の基盤をつくろう』

ゴール⑩『人や国の不平等をなくそう』

ゴール⑪『住み続けられるまちづくりを』

ゴール⑫『つくる責任、つかう責任』

ゴール⑬『気候変動に具体的な対策を』

ゴール⑭『海の豊かさを守ろう』

ゴール⑮『陸の豊かさも守ろう』

ゴール⑯『平和と公正をすべての人に』

ゴール⑰『パートナーシップで目標を達成しよう』

 

 

◎ゴール⑮『陸の豊かさも守ろう』

 

【シリーズSDGs】15個目のゴールは『陸の豊かさも守ろう』です。

 

陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。

 

ことを目的とされています。

 

絶滅危惧種(絶滅する危険性が高い動植物)は、現在2万種を超えたと言われています。現在名前がついた種はおよそ175万種(未知のモノを入れると1000万種)と言われていますが、研究者によってはその4割以上の種が絶滅する危険性があるとも言われています。

 

ゴール⑭は『海の豊かさを守ろう』life below water~水の中の生物~

ゴール⑮は『陸の豊かさを守ろう』life on land~陸の上の生物~

 

人類は、海と陸の両方の豊かさを守らなければいけない事を意味しています。

また、生き物だけではなく、森林などの鉱物資源なども守っていく必要があります。

 

◎『レッドリスト』と『レッドデータブック』

 

絶滅危惧種は、スイスに本部を置く『国際自然保護連合(IUCN)』が作成している『レッドリスト』に掲載されています。

https://www.iucnredlist.org/ja/

 

また、ICUNが1966年から発行している絶滅危惧種をまとめた本が『レッドデータブック』と呼ばれています。

 

日本国内でも環境省や地方公共団体、NGOなどが作成しているリストもあります。日本に生息する野生生物について、生物学的な観点から絶滅危険度をレベル分けし、環境改善や保護活動などに役立てられいます。

 

リストにあげられている生物には次のような生物がいます。

わが国では既に絶滅したと考えられているニホンオオカミや二ホンカワウソなど7種。ごく近い将来で野生での絶滅の危険性が極めて高いラッコ、ジュゴン、イリオモテヤマネコ、二ホンアシカなど12種など。

 

多くは、コウモリやオオカミ、ヤマネコ、ネズミ、アザラシ、ウサギ、モグラ、テンなどの希少種です。それ以外にも地域的に孤立している個体群でツキノワグマや二ホンリス、ホンドザルなども挙げられています。

 

◎生き物はすべて繋がっている

 

ダイバーシティが叫ばれている世の中ですが、自然界にも様々な多様性が存在します。

 

生物多様性は、巨大な哺乳動物からごく小さなバクテリアまで、様々な大きさや形の生物が複雑に絡み合って暮らしていることを指しています。

 

その生物多様性は次の3種に分けられます。

・種の多様性(哺乳類、両生類、爬虫類などの動物、植物、微生物など約27万種に分けられる)

・生態系の多様性(生物とそれらが生きる環境を生態系という。森林、草原、海岸、沼、田畑など)

・遺伝子の多様性(親の特長や性質を子孫に伝える働きをする物質のこと。遺伝子の違いで形や性質が異なる)

 

生物多様性は一般的に『種の多様性』の事を指します。しかし、近年では『生態系の多様性』を守ることが多様な種を守ることに繋がり、種を守ることは『遺伝子の多様性』を守ることに繋がると考えられています。

 

これらはすべて繋がっていて、言い換えると多様な遺伝子を守ることが最も重要であるともいえます。

 

◎急速に崩れていく生態系のバランス

 

太陽のエネルギーを元に、空気、水、土などの自然環境は関わり合っています。植物や動物は食べたり、食べられたりしながらそのバランスを保っています。

 

その生態系のバランスを急速に崩しているのは人間の活動です。

開発目的の熱帯降雨林の破壊や、生物の乱獲などにより絶滅危惧種がどんどん増加しています。

 

地球の表面はおよそ7割が海で、3割が陸地であり、陸地の3割が森林です。その森林が破壊される原因は、木材や燃料にする為、焼き畑の為、畜産場にする為に、様々な理由で伐採されていることです。

 

世界全体でみると減少傾向にある森林も、中国、インド、ベトナムなどでは森林面積が増加しています。これは、植林活動により人工林を増やしているからです。日本においても森林の10本に4本は人工材です。ただし、手入れをしないことで光合成をしない森も増えています。生物多様性の面から見ても、人工林は樹木の種類が少なくそこに住む生き物も少ないため好ましいものではありません。

 

◎劣化する土と砂漠化する土地

 

日本に関しては人口減少が深刻していますが、世界で見ると人口が70億人を突破し、さらに増え続けています。

 

人工が増えることで、より多くの野菜や肉などの食料が必要になります。増え続ける人口を支える為には食料を生産する農耕地を拡大する必要があります。しかし、畑の面積を無限に広げることはできず、休ませながら使っていた土を酷使することで土の劣化が進んでいます。

 

人工が増えるとさらにたくさんの住宅が必要になります。住宅を建てる為により多くの木材が使われ、森林の伐採が進みます。焼畑や農業の為に森林伐採が進み、大気汚染による酸性雨によって土壌汚染が深刻化しています。こうして、植物が生えない砂漠化が世界中で問題となっています。

 

◎森は海の恋人運動

 

宮城県の海で養殖を営む畠山さんが始めた活動に『森は海の恋人運動』という活動があります。

 

NPO法人 森は海の恋人

 

森と海はつながっていて、養殖で育てるカキは森から運ばれる栄養によって育まれています。

 

雨が降ると森がいったん蓄えて、栄養たっぷりの水にして川や海へ流れます。その栄養により魚などが育つという意味です。海の生物4にとって森の存在は生命の源ともいえることを教えてくれています。

 

気仙沼の周囲の山々の環境が悪化してきたことで、海の生物を守るために森に約3万本の植樹を行い、子供達への体験学習も始めました。これが『森は海の恋人運動』とも呼ばれ全国に広がっています。

 

 

富山県氷見市にも、『ひみ里山杉』という地元産材木があります。

里山とは、近くの山や人家の集まる里、その間にある森や林一帯をさした地域の事を指します。

 

氷見市においても、ひみ里山杉の植林活動や伐採イベントを子供の体験イベントとして取り組んでいます。

 

氷見産のブリなど海の幸は日本でも有名です。その海の幸をもたらしているのは氷見の山々であり、山や森を守っていこうという活動を地元の企業、自治体などが取組んでいます。『山は海の恋人』と称して活動中です。

 

 

近年では、コロナの影響によりキャンプブームが広がっています。キャンプを楽しむ人たちは、自然と触れ合い、森林浴を楽しみます。同時にキャンプをしながらゴミを拾い、自然と共生する環境を整えています。

 

人間と動植物が同じ自然界に暮らしていることを再認識して、人間は自分たちが暮らすためだけに自然を破壊してはいけないことを理解し、できることに取り組んでいく必要があります。

 

 

日本は豊かな緑あふれた美しい国です。夏には森林浴ができ、秋には色彩豊かな紅葉を楽しむことができます。日本では昔から人間は自然の一部という認識が強く、自然の中の里山を中心とした生活圏を形成してきました。近年改めてこの考え方に注目が集まっています。人間と動植物、自然界が共生できる未来を創る必要があります。

 

 

※国際連合広報センター 持続可能な開発目標(SDGs)より引用

 

※以下の参考書から引用、参考にさせていただきました。ありがとうございます。

SDGsがわかる本

SDGsのきほん 未来のための17の目標 目標15 陸の豊かさも守ろう

図解でわかるSDGs「17の目標」と「自分にできること」がわかる本

 

 

【シリーズSDGs】ゴール⑭ 海の豊かさを守ろう ~正しい理解と身近な努力~

 

荒木商会では、SDGsをシリーズ化してそれぞれのゴールを考えていくと共に、弊社での取り組みに紐づけて、ご紹介していく事にしております。また社員と共有することで、会社が向かう方向性の理解と、意識づけ、行動の伴う実践として取り組んでまいります。

 

【シリーズSDGs】

ゴール①『貧困をなくそう』

ゴール②『飢餓をゼロに』

ゴール③『すべての人に健康と福祉を』

ゴール④『質の高い教育をみんなに』

ゴール⑤『ジェンダー平等を実現しよう』

ゴール⑥『安全な水とトイレを世界中に』

ゴール⑦エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

ゴール⑧『働きがいも経済成長も』

ゴール⑨『産業と技術革新の基盤をつくろう』

ゴール⑩『人や国の不平等をなくそう』

ゴール⑪『住み続けられるまちづくりを』

ゴール⑫『つくる責任、つかう責任』

ゴール⑬『気候変動に具体的な対策を』

ゴール⑭『海の豊かさを守ろう』

ゴール⑮『陸の豊かさも守ろう』

ゴール⑯『平和と公正をすべての人に』

ゴール⑰『パートナーシップで目標を達成しよう』

 

 

◎ゴール⑭『海の豊かさを守ろう』

 

【シリーズSDGs】14個目のゴールは『海の豊かさを守ろう』です。

 

持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。

ことが目的です。

 

私たちは、海からたくさんの恵みを受けて受けています。雨水や気候、多くの食べ物、空気中の酸素まで海が創り出しており、人間が住める環境になっています。

 

人類が生き物から受ける利益を『生態系サービス』または『エコロジカルサービス』と言います。

海におけるこの生態系を守ることが持続可能な将来には欠かせません。

 

日本語訳としては『海の豊かさ』と記されていることが多いですが、英語では『life below water』と記されており、海に限らず、湖や川を含めた『水』の事を指し、belowは下を意味するので、『水の中の生物』を表しています。

 

いわゆる『水中で生きているすべての生物の命を守る』ということになります。

 

◎生態系サービスとは

 

生態系サービスには、次のようなものが含まれます。

 

・供給サービス

食料、燃料、木材、繊維、薬品、水など、人間の生活に必要な資源を供給する事。

 

・調整サービス

気候変動の緩和や大気・水の浄化、自然災害の防止など、環境の調整を行う事。

 

・文化的サービス

精神的な充足や美的な楽しみ、宗教・社会制度の基盤、レクリエーションの機会などを与える事。

 

・基盤サービス

光合成による酸素の生成、土壌形成、栄養循環、水循環など、上の3つのサービスの供給を支える事。

 

人類は、これまでもこれからも『生物多様性』の中の一部として暮らしています。生物多様性とは、生き物たちがそれぞれの環境に応じて豊かな個性を持ち、お互いに支え合って生きていることを指します。

 

地球上では、あらゆる生き物が食べたり食べられたりする食物連鎖の元、バランスが保たれています。しかし現在、水中の生物多様性が破壊され始めています。

 

SDGs14の目標では、これら生態系サービスを守ることが目標とされています。

 

◎海の大きさと豊かさを知る

 

『海』について考えてみます。

 

海は陸と比較して、地球表面全体の4分の3を占めています。地球の水の97%は海にあり、生物が生きるスペースの99%は海です。海には確認できるだけでおよそ20万種の多様な生物が暮らしています。

 

地球温暖化を抑えるためには、二酸化炭素排出を抑える必要があります。前回のゴール⑬でも記しましたが、その為には森林を増やす必要があります。そして海もまた、人間が出した二酸化炭素の30%を吸収してくれているのです。

 

世界の人口の40%(日本の人口の24倍)にも当たる30億人以上の人々の暮らしは、海洋と沿岸の生物多様性に依存していると言われています。

 

また、海は水たまりではなく海流となって移動し、世界の気温や気候に影響を与えています。人類を含めた様々な生物の移動を助け、食料はもちろん、天然資源(最近ではメタンハイドレードやレアメタル、マンガンクラストなど)を人々に提供しています。

 

さらには、人々の観光やレジャー、娯楽の場としても活用されています。

 

◎海における様々な問題

 

先に書いた二酸化炭素の30%を海が吸収してくれる。これにより海が受けている影響があります。それは、『海の酸性化』です。大気中などに濃度が上がった二酸化炭素が海洋に溶け込み、海が酸性に向かいます。とは言っても海が酸性になってしまう訳ではなく、もともとアルカリ性の海が酸性に傾くことで中性に近づくということです。

 

『海の酸性化』が起きると、海洋の生物に様々な影響を与えます。ウニが育ちにくくなり、下記などの貝類の成長に異変が起きることで殻がつくれなくなり、サンゴの分布域が変化する可能性があります。また様々な生物の受精率が下がるとも言われています。

 

人間にとって魚は重要なたんぱく源です。現在、総量で約2億トンの魚が毎年水揚げされています。しかし、1990年以降世界の人口は増加する一方で、天然の魚の漁獲量は増えていません。

 

天然の魚の漁獲量が増えていないので、その代わりに養殖の魚が急増しています。しかし、養殖場を作るために沿岸の自然が破壊されたり、養殖場から出る排水や廃棄物によって環境汚染をおこしたり、養殖場から逃げた魚が生態系を壊したりするなどの問題があります。

 

また、近年乱獲によって大きな漁船が魚などを一気に獲ってしまうことで天然の魚が減少しています。このまま何の対策も講じず漁獲と消費を続けると、2048年には食用の魚がいなくなるというレポートも発表されています。

 

◎深刻なプラスチックによる海洋汚染

 

海洋汚染は、人間の生活から排出されるゴミや有害物質によって引き起こされています。人間のあらゆる活動が海の環境に影響しているのです。

 

プラスチックゴミ、マイクロプラスチックによる問題は以前のコンテンツにも記載しているので以下をご覧ください。

 

プラスチックごみと富山湾-マイクロプラスチック問題-

 

 

日本はプラスチックごみを大量に海に廃棄している現実があります。プラスチックゴミでリサイクルされているのは一部に過ぎません。

 

便利さを追求するために、私たちは海を犠牲にしてきました。

2050年までに海洋プラスチックごみの総重量は世界中の魚の重量を上回る可能性があると言われています。

 

◎正しい理解と身近な努力

 

『サステナブル・シーフード』と呼ばれる水産物が増えています。私たちが将来も持続的に食べ続けていける、魚のとりすぎや自然を傷つけることがない方法で獲れた水産物の事です。こうした水産物には海のエコラベルが付けられています。また養殖のものにも認証ラベルが付けられているものがあります。

 

必要なモノだけを消費してごみを減らすことが大切です。プラスチックの利用を最低限に抑えて、マイボトルやマイ箸等のエコ商品を使用することもできます。浜辺の清掃は様々な地域で行われています。そのほとんどがボランティア活動です。

 

以前も書きましたが、富山県のマイバック持参率は全国一です。

 

『プラごみ問題』~富山県のエコバッグ持参率は全国一位です。~

 

2020年7月よりレジ袋の有料化が始まりました。この有料になったお金は何も税金等で環境に活用されるわけではありません。あくまでも有料化にすることでマイバックの普及を促し、消費者の環境問題への意識を高めようとする取組みです。

 

地球温暖化をはじめ様々な問題が地球では起こっています。大切なことは正しい理解と、私たち一人ひとりの身近な努力と取組みです。今始めなければ手遅れになる課題が山積している現実があります。

 

全人類の努力により、海の豊かさを守っていく事は可能です。

『海の大きさと豊かさ』を知る事、正しい理解によりできることから始めましょう。

 

 

日本にはおいしいお刺身やお寿司という素晴らしい食文化があります。世界に向けて、そのおいしさは伝えてきましたが、魚や海と人類が共生していく方法は伝えてきていません。将来的にも日本の食文化を胸を張って紹介できる未来にするために、この海の大きさと豊かさを大切にし、守っていく取組みと方法を発信していきたいと考えます。

 

 

※国際連合広報センター 持続可能な開発目標(SDGs)より引用

 

 

※以下の参考書から引用、参考にさせていただきました。ありがとうございます。

SDGsがわかる本

SDGsのきほん 未来のための17の目標 目標13気候変動

図解でわかるSDGs「17の目標」と「自分にできること」がわかる本

 

 

【シリーズSDGs】ゴール⑬ 気候変動に具体的な対策を ~私たちにできること~

 

荒木商会では、SDGsをシリーズ化してそれぞれのゴールを考えていくと共に、弊社での取り組みに紐づけて、ご紹介していく事にしております。また社員と共有することで、会社が向かう方向性の理解と、意識づけ、行動の伴う実践として取り組んでまいります。

 

【シリーズSDGs】

ゴール①『貧困をなくそう』

ゴール②『飢餓をゼロに』

ゴール③『すべての人に健康と福祉を』

ゴール④『質の高い教育をみんなに』

ゴール⑤『ジェンダー平等を実現しよう』

ゴール⑥『安全な水とトイレを世界中に』

ゴール⑦エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

ゴール⑧『働きがいも経済成長も』

ゴール⑨『産業と技術革新の基盤をつくろう』

ゴール⑩『人や国の不平等をなくそう』

ゴール⑪『住み続けられるまちづくりを』

ゴール⑫『つくる責任、つかう責任』

ゴール⑬『気候変動に具体的な対策を』

ゴール⑭『海の豊かさを守ろう』

ゴール⑮『陸の豊かさも守ろう』

ゴール⑯『平和と公正をすべての人に』

ゴール⑰『パートナーシップで目標を達成しよう』

 

 

◎ゴール⑬『気候変動に具体的な対策を』

 

【シリーズSDGs】13個目のゴールは『気候変動に具体的な対策を』です。

 

気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。

 

ことが目的です。

 

テーマは、『Climate Action(クライメット アクション)』で、

Climate=気候

Action=行動

直訳では気候行動ですが、『気候変動に具体的な対策を』と訳されています。

 

 

◎気候変動が巻き起こす様々な地球上の変異

 

気候変動と聞くと、どのようなことを想像できますか?

・地球全体の気温が上昇する地球温暖化が進んでいる。

・気温の上昇により、北極の氷が溶けだしている。

・北極の氷が溶けだすことで、海水面が上昇している。

・海水面が上昇することで、海岸付近の街が浸水している。

・北極等寒い地域に生息する動物の住む場所がなくなっている。

などなど、様々な変異が起こっています。

 

では、どうして地球上の気温が上がっているのでしょうか。

 

大きくは、地球上の二酸化炭素が増加している事です。地上の二酸化炭素が増えることで温室効果ガスが増加し、本来大気圏に逃げていくはずの熱が逃げられないで、気温が上昇するという仕組みです。

 

最近よく耳にする、カーボンニュートラル(脱炭素化)を進めるということは、温暖化を止める為に必要不可欠です。排出する二酸化炭素を減らすことが重要です。木などの森林は、二酸化炭素を吸収して酸素を創り出します。二酸化炭素を減らすために必要なことは、木を増やして森を創り出すことです。

 

もちろん、ただそれだけではありません。

実際に起こっている災害と、具体的な対策について考えていきましょう。

 

 

◎急激に上昇する世界の気温

 

近年、異常なほど高い気温が世界各地で観測されています。

2003年には、ヨーロッパにて記録的な熱波により約2200人以上の方が暑さにより亡くなっています。

日本でも毎年、熱中症などによる死亡者が出ています。

 

異常な高温や乾燥による大規模な森林火災もシベリア、北欧、アラスカなど世界各地で発生しています。

二酸化炭素を吸収する森林が失われ、炭素を含んだ土が燃焼することで、大量の二酸化炭素が発生し、地球温暖化を加速させるという悪循環も生まれています。

 

温室効果ガスの排出量は、1990年と比較して50%も増加しています。

温暖化は地球の気候に長期的な変化を及ぼし、今すぐ対策を講じないと取り返しのつかないことになります。

 

1901年から2010年の109年の間に、世界の平均海面レベルが19センチ高くなりました。

また、気温が1℃上昇するごとに、世界の小麦収穫量が5%減ると言われています。

 

日本では人口減少が起こっていますが、世界中では人口は増加しています。人口が増加するのに気温上昇により穀物の収穫量が減少することは深刻な問題です。

 

地球の気温上昇は、かつてないほど急激に進んでいます。

1880年から2012年の期間に、世界の平均気温は約0.85℃上昇したことが分かっています。これは過去一万年で例を見ないほど急激です。1950年以降は100年間に1.2℃も平均気温が上昇すると予測されています。

 

 

◎日本でも広がる自然災害

 

日本においても温暖化の影響は進んでいます。

平均気温は1980年代後半から1℃上昇し、夏の暑さも厳しくなり気象庁は2007年に最高気温が35℃以上になる日を『猛暑日』と定義しました。

 

近年では、この猛暑日が続く日が少なくありません。

夏の甲子園など炎天下の中に行われるスポーツや、東京オリンピックにおいてもこの暑さの問題により、日程や開催方法の変更を余儀なくされるなどの影響も出ていました。

 

暑さに限らず、様々な気候変動による災害も発生しています。

豪雨が増加し、強い雨が長い期間振り続けることにより、河川の氾濫が頻発しました。また地盤が緩んだことにより土砂崩れなどの影響が全国各地で広がっています。

 

 

◎様々な自然災害と生態系への影響

 

一方で、「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」という国際組織が、世界中の科学者の考えを調べてまとめたところ、地球の平均気温は、二酸化炭素の排出を減らす対策がきちんと取られない限り、現在から21世紀末までの100年間で、約4℃上昇する危険性があると発表しました。

 

先に記載した100年間で1℃上昇するというのは、適切な地球温暖化に対する対策が講じられていればの話になっています。

 

また世界中で起こっているのは気温の上昇だけではありません。

 

世界各地で台風、ハリケーン、サイクロン等の巨大化による被害、異常な豪雨による工事などの水害、日照りが続くことによる干ばつ被害、異常な高温による熱波などの異常気象が頻発しています。

 

平均気温が上昇し続けると、更に降水量が増加するという予測がされています。

逆に元々降水量が少ない亜熱帯地域では、更に降水量が減少すると予測され、乾燥が激しさを増し、干ばつが一層起こりやすくなり、砂漠化が加速します。

 

気温の上昇により、生態系にも影響が出ています。

これまで気温の低かった地域に、熱帯でしか生きられない生物が生息するようになり、外来生物として定着します。それらによりこれまでになかった病気が発生したり、特定の動植物が食べられたりして、在来生物が絶滅する恐れもあります。

 

農作物が取れる地域、海の魚が獲れる場所も変わってくる可能性があります。実際に起きている場所もあります。米や小麦、トウモロコシなど世界中で主食にされている作物の収穫が減ってしまい、食料不足に陥る可能性もあります。

 

海水の温度が上がると生息できない魚や貝が出てきたり、漁場が変わったり、海流が変化したり、今後の漁業にも影響が出ると言われています。

 

地上のみならず、海の生態系も大きな影響が出てくるという懸念があります。

 

 

◎温室効果ガス排出削減のためのパリ協定

 

すでに世界中で、地球温暖化による様々な対策、取組みが講じられ実際に進められています。

 

2020年以降の温室効果ガス排出削減のための新たな国際的な枠組みである、『パリ協定』が2015年12月にフランスのパリで行われた第21回『国連気候変動枠組条約』締約国会議(COP21)で採択されました。

 

1997年に採択された『京都議定書』以来の気候変動に関する国際的な取組みで、同条約に加盟する197のすべての国が参加した協定として画期的です。

 

この協定により、加盟各国では気候変動についての対策と、国ごとの制作や戦略、計画などを具体的な数値目標の元に宣言しています。

 

 

地球温暖化の原因である、二酸化炭素の排出は工場や自動車、家庭などから排出されます。石油や石炭などエネルギーを大量に使用することで増加します。

 

私たちの生活が豊かになった事は、一方で二酸化炭素の排出が増加するなど地球温暖化が進む要因となっています。脱炭素に向けた取り組みは他人ごとではなく、日常生活を送る私たち一人ひとりに課せられた課題だと考えます。

 

 

◎『脱炭素社会』に向けた提言

 

現在、炭素を出さないことが社会的に求められています。

以下は世界的な環境団体世界自然保護基金(WWF)からの提言です。

 

①『使用するエネルギーを減らす』

現在認定できる省エネ技術、対策の普及進歩により、最終エネルギー消費量は2050年までに約半分(2010年比47%)に。

 

②『自然エネルギーに替える』

原発や化石燃料を段階的に廃止。

2050年時点のエネルギー需要は供給可能な自然エネルギー量の範囲内であることを確認、全国の電力系統を一体的に利用して、24時間365日、電力が供給可能な子著を確認。

 

③『CO2がゼロになる』

エネルギー期限CO2排出量はゼロ。

温室効果ガス排出量は、95%削減。

 

これらの提言を実現することにより、脱炭素を達成するという内容です。

 

このシナリオ達成に必要な設置費用は、2010年~2050年の約40年間で365兆円になりますが、同期間に省エネと自然エネ活用で節約できる燃料費用等が449兆円。結果、84兆円得になる。これは、2018年度の日本の税金収入59.8兆円の1.4倍です。

 

現実的かどうかは別として、昔は正解だったことが、現在も正解であるということはありません。

地球の環境が激変したことにより、環境に順応できなかった恐竜は絶滅したと言われています。私たちは、今起きている気候変動や様々な環境の変化に、順応していく必要があります。

 

全人類の努力により、地球温暖化のスピードを緩めることは可能です。

『私たちにできること』を考えて、実行していく事が大切です。

 

『化石燃料から再生可能エネルギーにかえていく』ということは、とても大きな取組みですので、私たちができる事とは言えないかもしれません。それでも電気のむだづかいを減らしたり、省エネタイプの電化製品を選んだり、『私たちにできること』はたくさんあります。

 

 

※国際連合広報センター 持続可能な開発目標(SDGs)より引用

 

※以下の参考書から引用、参考にさせていただきました。ありがとうございます。

SDGsがわかる本

SDGsのきほん 未来のための17の目標 目標13気候変動

図解でわかるSDGs「17の目標」と「自分にできること」がわかる本