【シリーズSDGs】ゴール⑩ 人や国の不平等をなくそう ~互いを尊重できる世の中に~

荒木商会では、SDGsをシリーズ化してそれぞれのゴールを考えていくと共に、弊社での取り組みに紐づけて、ご紹介していく事にしております。また社員と共有することで、会社が向かう方向性の理解と、意識づけ、行動の伴う実践として取り組んでまいります。

 

【シリーズSDGs】

ゴール①『貧困をなくそう』

ゴール②『飢餓をゼロに』

ゴール③『すべての人に健康と福祉を』

ゴール④『質の高い教育をみんなに』

ゴール⑤『ジェンダー平等を実現しよう』

ゴール⑥『安全な水とトイレを世界中に』

ゴール⑦エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

ゴール⑧『働きがいも経済成長も』

ゴール⑨『産業と技術革新の基盤をつくろう』

ゴール⑩『人や国の不平等をなくそう』

 

◎ゴール⑩『人や国の不平等をなくそう』

 

【シリーズSDGs】十個目のゴールは『人や国の不平等をなくそう』です。

 

各国内及び各国間の不平等を是正する。

 

ことを目標とされています。

 

不平等とは、どういうことでしょうか?

平等ではないこと、格差ともいえます。法の下の平等が実現していない状態のことです。経済学的には、所得や資産が人々の中で平等ではない状態のことを言います。

 

ゴール⑩の目標では、所得の不平等を小さくすることを求めています。同時に、性別、年齢、障がい、人種、階級、民族、宗教、機会にもとづく不平等や各国内及び国家間の不平等の撤廃を求めています。

 

一つの国で生じている不平等と、国と国の間に立ちはだかる不平等をなくすことを目指しています。経済のグローバル化は、先進国と開発途上国の間の貧富の格差を拡大しています。

 

特に所得の低い人々への不平等を改善しなければいけません。

 

 

◎世界中に平がる格差と不平等の現実

 

現在、世界の最も豊かな10%の人々が、全世界の所得の40%近くを独占しています。反対に、世界で最も貧しい人たちが全世界に占める割合は2~7%に過ぎません。

世界の人口75億5000万人のうち、わずか8億人に世界全体の所得の半分近くが集まっているということです。

 

一方、国際NGOオックスファームの2015年レポートによると、世界で最も裕福な1%は最も貧しい50%の30倍の温室効果ガスを排出する生活をしています。そして、最も貧しい50%の人々は、気候変動の影響を大きく受けると考えられている国々に住んでいます。

 

捉え方にもよりますが、温室効果ガスを排出していない貧しい国や人々が、より多くの温室効果ガスを排出する裕福な国や人により、気候変動やそれに伴う災害などの影響を受けることは大きな不平等であると考えます。

 

仕事に関して言うと、男女平等が実現するには217年かかると言われています。世界経済フォーラムによると、今のままだと雇用の機会と賃金においてジェンダーギャップを無くすのにこれくらいの年数が必要だということです。

 

社会での所得配分の不平等さを表す『ジニ指数』という指標があります。『ジニ指数』は0から1の範囲の数値で表され、その値が大きいほどその社会の格差が大きいことを意味しています。0に近くなれば所得が均一で格差がないことを示し、1に近くなれば一部が所得を独占していることになります。

 

『ジニ指数』の世界平均は約0.40%です。日本では0.25~0.30位ですので比較的格差は小さいと示されています。この指数は、アフリカのサハラ砂漠より南側とラテンアメリカ、中国、ロシア、アメリカも高く、貧しい国ばかりではありません。

 

 

◎日本でも改善しないジェンダーギャップ

 

日本においても、女性の賃金が男性より低く、また同じ仕事内容でもパートやアルバイト、派遣などの非正規雇用の賃金が正規雇用より低い場合が多いのが実態です。同一労働同一賃金などの働き方改革が進められているものの、実態的に全てが解消されるまで未だしばらくの年数を要します。

 

日本のジェンダーギャップ指数が、世界中でも低いことは周知の事実です。

 

世界経済フォーラムが2021年3月に公表した「The Global Gender Gap Report 2021」により、各国における男女格差を測るジェンダーギャップ指数(Gender Gap Index:GGI)を発表されました。この指数は、「経済」「政治」「教育」「健康」の4つの分野のデータから作成され、0が完全不平等、1が完全平等を示しています。

 

2021年の日本の総合スコアは0.656です。順位は156か国中120位(前回は153か国中121位)でした。前回と比べて、スコア、順位ともに、ほぼ横ばいとなっており、先進国の中で最低レベル、アジア諸国の中で韓国や中国、ASEAN諸国より低い結果となりました。

 

 

 

日本は、特に、「経済」及び「政治」における順位が低くなっており、「経済」の順位は156か国中117位(前回は115位)、「政治」の順位は156か国中147位(前回は144位)となっています。政治分野では、スコアは上がっているものの、順位は下がっています。これは、各国がジェンダー平等に向けた努力を加速している中で、日本が遅れを取っていることを示しています。

 

※内閣府男女共同参画局「共同参画」2021年5月号より引用。

 

 

◎その人が持つ自分にはない魅力の発見

 

世界には紛争や迫害により故郷を追われた人が2019年で全人類の1%にあたる7950万人いると言われています。こうした人たちをやさしく受入れ、彼ら彼女らの優れた能力を発揮してもらえる社会にしていく事が私たちの幸せにもつながります。

 

日本でも、多くの外国人が在住しています。近年、日本の少子高齢化による人で不足により外国人労働者の数は激増しています。

 

今まで接点がなかった人、知らない人と出会うときどう感じますか?

 

『嫌だな、怖いな、面倒くさいな』というような負の感情が起こる人もいます。

『人との出会いことが楽しい、うれしい』というような正の感情が起こる人もいます。

 

無知と偏見による不平等は争いを生み出します。争いによって新たな不平等を生み出すという負の連鎖も起こります。

 

しかし、自分を大事に思うのと同じくらい他の人の考えや想いを理解し、尊重することができれば、そこには人間を幸せにするアイデアが次々と生まれていきます。人と出会うことが楽しくなり、新たなつながりがまた新たなアイデアを生み出すという『正の連鎖』が起こります。

 

自分の知らない考え方、異なる価値観、知らない人を見た時に感じる違和感、恐怖心は、異文化交流の入り口です。最初に否定するのではなく、先ずは相手をしっかり観察し、相手を知り、その人が持つ自分にはない魅力を見つけ出すことが大切です。

 

 

ワクワクドキドキする毎日を送るには、普段から「すごい!」「かっこいい!」とほかの人の長所を見つけられるようになることが大切ですね。お互いを尊重できる世の中であれば不平等は減っていきます。

 

 

※国際連合広報センター 持続可能な開発目標(SDGs)より引用

 

※参考書

SDGsがわかる本

図解でわかるSDGs「17の目標」と「自分にできること」がわかる本

【シリーズSDGs】ゴール⑨ 産業と技術革新の基盤をつくろう~ドラえもんの世界で描かれた未来の姿~

 

荒木商会では、SDGsをシリーズ化してそれぞれのゴールを考えていくと共に、弊社での取り組みに紐づけて、ご紹介していく事にしております。また社員と共有することで、会社が向かう方向性の理解と、意識づけ、行動の伴う実践として取り組んでまいります。

 

【シリーズSDGs】

ゴール①『貧困をなくそう』

ゴール②『飢餓をゼロに』

ゴール③『すべての人に健康と福祉を』

ゴール④『質の高い教育をみんなに』

ゴール⑤『ジェンダー平等を実現しよう』

ゴール⑥『安全な水とトイレを世界中に』

ゴール⑦エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

ゴール⑧『働きがいも経済成長も』

ゴール⑨『産業と技術革新の基盤をつくろう』

 

◎ゴール⑨『産業と技術革新の基盤をつくろう』

 

【シリーズSDGs】九つ目のゴールは『産業と技術革新の基盤をつくろう』です。

 

強靭(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な都市及び人間居住を実現する。

 

ことを目標とされています。

 

包摂的(ほうせつてき)はよく出てきます。以前にも調べてみましたのでご参照ください。

【シリーズSDGs】ゴール④ 質の高い教育をみんなに ~好きなことを追求し楽しく学び続ける~

 

近年、『イノベーション』という言葉を非常によく耳にするようになりました。

日本語に訳すと『革新』という意味です。

 

ゴール⑨で必要な、技術革新とは、まさにイノベーションということです。モノや仕組み、サービス、組織、ビジネスモデルなどに新たな考え方や技術を取り入れて新たな価値を生み出し、社会にインパクトのある革新や刷新、変革をもたらすことを意味します。

 

強靭(レジリエント)な、インフラ(インフラストラクチャ)を構築するとは、ただ丈夫であればいいということではなくて、困難な状況を跳ね返すくらい頑丈なインフラであり、尚且つこれが万が一失われた場合に、その復元や回復が可能なインフラということになります。

 

 

◎『リープフロッグ現象』がもたらす開発途上国のイノベーション

 

『リープフロッグ現象』とは、カエルとび現象の事です。

 

情報化社会が進む中で、私たちの暮らしにはスマートフォンやタブレットが当たり前に普及しています。日本では、3G⇒4G⇒現在は5Gと通信の高速化が進むことで、より多くの情報が瞬時に拡散され、より快適な暮らしへと進化を続けています。

 

一方で、世界人口のおよそ2人に1人(約36億人)がインターネットにアクセスできないという世界中の課題が存在しています。

 

日本では、携帯会社の通信回線で、いつでもどこにいてもオンラインで繋がることが可能です。その為、外出先のフリーWi-Fiが設置されている場所は非常に少なかったのですが、外国人環境客の増加に伴い、飲食店やホテル、観光名所など、数年で一気にフリーWi-Fiの設置が進みました。

 

インフラと経済開発は、情報通信技術にかかっています。このゴール⑨は、金融、テクノロジー、技術の支援、研究、情報通信技術へのアクセス増大によって達成されます。

 

先進国ではかつて固定電話が普及し、その後、携帯電話が普及しました。

しかし、近年の開発途上国では、固定電話のよりも先に携帯電話が広がっています。

 

固定電話を引くためには、インフラの基盤づくりが不可欠です。開発途上国では道路もなく、電気もなく、電線もないのです。であるからこそ、携帯電話を使った方が早いのです。携帯電話は世界中で急速に広がり、以前は接続できなかったようなエリアでも情報社会に参加できるようになりました。

 

このように、カエルとびで飛び越えていく、これまでの進歩の段階を一気に飛び越えて、新しい技術やサービスを広げていく事が、リープフロッグ現象と呼ばれています。

 

 

◎世界中で広がる自然災害と脱炭素

 

近年では、これまでになかったほどの自然災害が日本でも起きています。巨大な台風や津波、洪水など毎年のように日本各地で甚大な被害をもたらしています。

 

それに伴い、かつて整備されてきたインフラが破壊されています。だからこそより強靭な、復旧化可能なレジリエントなインフラの必要性が増加しているのです。

 

そして同様に考えなければいけないのは、脱炭素です。

 

これまでのエネルギーを作るインフラは、火力発電、水力発電が中心でした。火力発電は地球温暖化をもたらす二酸化炭素を多く排出する上、化石燃料の減少が心配されています。原子力発電は日本を含む世界中で建設されていましたが、深刻な事故を経験してきたことで敬遠されがちです。

 

だからこそ、資源を効率的につかう持続可能な産業を創り出すための、イノベーション(技術革新)が必要なのです。

 

 

◎富山が誇る『黒部ダム』と世界のインフラ

 

日本のインフラ整備は世界でも群を抜いて進んでいます。またその技術力の高さは世界中でも評価されています。

 

日本の水道普及率は98.0%(2018年)、下水道の普及率も79.3%(2019年3月)です。日本では、蛇口をひねればいつでもきれいで安全な水が飲めます。電気やガスも日本全国ほぼどこでも使えます。

 

その代表例ともいえるのが、富山県が誇る日本最大級の『黒部ダム』です。1963年という時代に世紀の難工事と呼ばれた工事が完了した黒部ダムは、関西地方の電力を支え続けています。その工事の大変さは『黒部の太陽』等の映画にて今でも語り継がれています。

 

そんな日本であっても、近年の地震や洪水などの災害が発生したことで、インフラが破壊されたり、ライフラインが寸断されたりということが起こっています。しかし驚かれるのは、その復旧力の速さと、日本の技術力の高さでした。

 

先進国におけるインフラ整備はもはや当たり前の存在となりました。

一方、開発途上国ではインフラ整備が進んでいません。インフラ整備が進まないことが貧困の大きな要因となっています。

 

現在日本を含む多くの国々や企業が、開発途上国の社会インフラの整備を支援していますがまだまだ不十分です。誰一人としてインフラ成長の恩恵から取り残されることなく、繁栄はあらゆる国の男女、老若、農村・都市居住者等、すべての人に共有される必要があります。

 

 

◎ドラえもんの世界で描かれた未来の姿

 

ゴール⑨において、誰もが自分から、気軽に新しい製品、サービスを開発し、課題解決に貢献できる世の中が理想とされています。

 

未来の姿は、漫画やアニメの中でしか描かれていなかったことが現実になるイメージです。

 

高岡と言えばドラえもんの町です。

近い未来、ドラえもんの世界で描かれた未来の姿が現実になりつつあります。

 

私たちが現在当たり前に使っているスマホのビデオ通話も、昔は漫画やアニメの中にしか存在しない非現実的なものでした。未来の技術は進んでいます。自動運転の車、空飛ぶ自動車、お手伝いロボット、VRで体験できるバーチャルな世界。これらの研究はどんどん進んでいます。

 

これからの未来を、新しい技術を開発することで、インフラ構築、包摂的かつ持続可能な都市及び人間居住を実現する。

 

これが、ゴール⑨の目指すべき内容です。

 

誰か1人が考えていてもなかなかアイデアは出てきません。これからの時代は、分け隔てなく世界各国の人々と交流し、知恵を出し合い、協力することがとても大事になってきます。

 

技術は、開発する人、使う人次第でその問題を解決することもあれば、問題を大きくすることもあります。

 

だからこそ技術者を目指す人たちは技術の事だけではなく、どうなったら全ての人が幸せになるのか、未来の自分も幸せにできるのかを考えていく必要があります。

 

自分が心から欲しいと思える製品・サービスを恥ずかしがらずに表現する。それに共感した人が集まり、実際に開発する。失敗を恐れずに挑戦を行う人が増えれば増えるほど、気候変動など私たちが直面している危機から脱し、本当の意味ですべての人類が幸せになれる未来を創造できるはずです。

 

『失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するところまで続ければ、それは成功になる。』

経営の神様と言われる松下幸之助の言葉です。

 

ドラえもんの世界で描かれた未来の姿が現実になる。誰一人取り残されることが無いように、日本が誇る高い技術力で開発途上国での技術開発や研究、イノベーションを支援する必要があります。

 

 

 

※国際連合広報センター 持続可能な開発目標(SDGs)より引用

※参考書

SDGsのきほん「未来のための17の目標⑩インフラ」

図解でわかるSDGs「17の目標」と「自分にできること」がわかる本

 

【シリーズSDGs】ゴール⑧ 働きがいも経済成長も ~大人になることが楽しみになる未来~

 

荒木商会では、SDGsをシリーズ化してそれぞれのゴールを考えていくと共に、弊社での取り組みに紐づけて、ご紹介していく事にしております。また社員と共有することで、会社が向かう方向性の理解と、意識づけ、行動の伴う実践として取り組んでまいります。

 

【シリーズSDGs】

ゴール①『貧困をなくそう』

ゴール②『飢餓をゼロに』

ゴール③『すべての人に健康と福祉を』

ゴール④『質の高い教育をみんなに』

ゴール⑤『ジェンダー平等を実現しよう』

ゴール⑥『安全な水とトイレを世界中に』

ゴール⑦エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

ゴール⑧『働きがいも経済成長も』

 

 

◎ゴール⑧『働きがいも経済成長も』

 

【シリーズSDGs】八つ目のゴールは『働きがいも経済成長も』です。

 

包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)※を促進する。

 

ことを目標とされています。

 

包摂的(ほうせつてき)難しい言葉でしたので、以前にも調べてみましたのでご参照ください。

 

※デーセント・ワーク(Decent work)とは、『権利が保護され、十分な収入を生み、適切な社会保護が供与された生産的仕事』だと言われています。Decent=『きちんとした、まともな、適切な』という意味があります。分かりやすく言うと、『働きがいのある人間らしい仕事』とWikipediaでは紹介されています。

 

『貧困をなくそう』『飢餓をゼロに』『質の高い教育をみんなに』等のゴールにも直結する問題ですが、おおむね世界人口の半数が未だに1日およそ2ドル以下相当の生活をしています。

 

多くの国々で、仕事を持ったからといって必ずしも貧困から脱出できるという訳ではありません。そして、その仕事は様々です。世界の多くの国々で格差社会が広がるばかりで、いまだに低賃金で強制労働を強いられていたり、子供たちが学校に通えずに働いていたり、権利が保護されていない現実があります。

 

 

◎新型コロナウィルスがもたらした影響

 

コロナ禍により、世界中で2億5500万人分のフルタイム雇用に相当する仕事が失われたと言われています。これは、世界金融危機(2007~2009年)時の約4倍に相当します。

 

インフォーマル経済(非公式=公式な取決めの適用を受けていない、または十分に適用を受けていない)で働く16億人の労働者は、社会的セーフティネットを利用できず、コロナ禍により極めて大きな影響を受けたと言われています。

 

就業も就学も訓練も受講していない若者が増加し、若い男性で14.0%、女性で31.1%もいるそうです。

 

日本を訪れる外国人観光客数は、2019年の15億人から、2020年には3億8100万人に減少しました。コロナ禍では国際観光が2019年の水準に戻るのには最長4年かかる見込みだそうです。

 

それでも、景気回復は進行中で、世界の1人当たり実質GDPは、2017年2.2%から、コロナの影響により2020年に‐4.8%に減少、回復傾向に見られるものの多くの国々で経済成長がコロナ禍以前の水準に戻るのは2022年か2023年になる見込みとのことです。

 

 

◎世界中で起こっている様々な変化

 

しかし、今、世界は大きく変わってきています。

社会課題を解決する企業、環境に優しい企業、従業員が健康でやりがいを持って働いている企業に、優秀な人やお金が集まるようになってきています。

 

社会や環境にやさしい企業を応援するESG投資※はすでに世界投資の約3分の1に達しています。

 

※ESG投資とは、お金を稼げる企業に投資するのではなく、それに加えて、E(環境)、S(社会)、G(ガバナンス、統治する事)の3つの観点から優れた取り組みをしている企業に投資をしたほうが結果的に長くもうかり続けるという考え方。

 

日本人は昔から働きすぎだとよく言われます。今でも長く働く美学のようなものはなかなか抜けきらない世の中があります。

 

生活する上で、我慢をしながら休む暇もなく働く人もいます。家族との時間も取れず、お金を稼ぐために必死に働いてきました。このことは、結果、未来の自分たちを苦しめる結果にもつながります。

 

日本でも働き方改革が取り上げられ、法の整備の元、労働環境における取組が大企業から中小企業へと進んでいます。

 

AIやロボット技術の発展に伴って、より効率よく働ける環境づくりが進んでいます。人間でなくてもよい仕事はロボットが代わりにやってくれるような世の中が広がっています。

 

 

◎働きがいもあって、環境にもやさしい未来の仕事

 

2011年度に、『アメリカの小学校に入学した子供たちの65%は、大学卒業後に今は存在していない職業に就く』という予測がありました。

 

新型コロナウィルスの影響により、この流れは拡大しています。今ある7~8割の仕事は、今後新しい仕事に置き換わっていくとも言われています。

 

働きがいもあって、環境にもやさしい未来の仕事って、いったいどんな仕事でしょうか?子供たちの未来に、いったいどんな社会を残していけるのでしょうか?どんな仕事を作っていけるのでしょうか?

 

こういったことを考えて、いろんなアイデアを出して、若者たちの意見を聞いて、取り組んでいく方向を定めて、みんなで実践していく事が大切です。

 

まずは、自分たちが将来どのように生活していたいか、どのような仕事をしていきたいのかを考えて、それらを満たしてくれる新しい仕事を生み出していく事が大切です。

 

荒木商会ではリサイクル価値循環企業として、ダイバーシティー経営の取組みと、障がい者の方がはたらくよろこびを感じられる支援も行っています。今ある仕事に就ける人を採用するだけではなく、人を生かす経営に取組み、今いる人が、これから採用する人が活躍できる環境を新たに築いていきます。

 

 

子供たちが大人になることが楽しみになるような、ワクワクする未来を創るための社会を構築していく事が大切です。

 

※国際連合広報センター 持続可能な開発目標(SDGs)より引用

※参考書 図解でわかるSDGs「17の目標」と「自分にできること」がわかる本

【シリーズSDGs】ゴール⑦ エネルギーをみんなに、そしてクリーンに ~大人達が知らない新たな常識を知る若者達~

 

荒木商会では、SDGsをシリーズ化してそれぞれのゴールを考えていくと共に、弊社での取り組みに紐づけて、ご紹介していく事にしております。また社員と共有することで、会社が向かう方向性の理解と、意識づけ、行動の伴う実践として取り組んでまいります。

 

【シリーズSDGs】

ゴール①『貧困をなくそう』

ゴール②『飢餓をゼロに』

ゴール③『すべての人に健康と福祉を』

ゴール④『質の高い教育をみんなに』

ゴール⑤『ジェンダー平等を実現しよう』

ゴール⑥『安全な水とトイレを世界中に』

ゴール⑦エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

 

 

◎ゴール⑦『エネルギーをみんなに、そしてクリーンに』

 

【シリーズSDGs】七つ目のゴールは『エネルギーをみんなに、そしてクリーンに』です。

 

すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。

 

ことを目標とされています。

 

私たちは、生活する上で当たり前のように電気を使っています。

暗くなったら電気を点けて、テレビを見て、家電製品は全て電気で動いています。スマホの充電から、電気自動車のチャージも電気です。オール電化住宅も電気が無ければ快適ではありません。

 

電気は私たちの暮らしをとても豊かなモノにしてくれています。そして電気は、これから先もなくなることはまず無いと言えるエネルギーです。

 

電気を利用できる世界人口の割合は着実に増えてきています。2000年には79%、2012年には85%となりました。

 

それでも2019年現在、7億5900万人もの人々は未だに電力サービスを受けられていません。その内の4分の3はサハラ以南のアフリカに暮らす人々です。

 

また、料理のためにクリーンな燃料や技術を使用できる世界人口の割合は、2000年の51%から2014年の58%へと上昇しました。2010年以降の伸びは鈍っています。

 

しかし、料理のために固形燃料やケロシンのような公害燃料と技術を利用する人々の絶対数は増加しており、その数はおよそ30億人に達すると推定されています。

 

現代の再生可能エネルギーは急速に増えてきており、2010年から2012年には年間4%の割合で増えました。エネルギー強度(第一次エネルギー総供給を国内総生産で割った値)は、1単位の経済生産のためにどのくらいのエネルギーを消費したかを明らかにしています。

 

全地球的エネルギー強度は2010年から2012年にかけて1.7%減少しました。このことは1990年から2010年の期間に比べてかなりの改善です。この間は年に1.2%の減少でした。

 

エネルギーは気候変動の主な原因で、全地球的温室効果ガス総排出量のおよそ60%を占めます。

炭素強度を下げることが長期的な気候目標にとって不可欠になっています。

 

 

◎世界が抱えるエネルギー問題

 

世界人口のおよそ4分の1が電気のない生活をしており、それ以上の人々が料理や暖房のための現代燃料を利用できずにいます。

 

エネルギーの適切な供給は、経済成長と貧困の撲滅にとって不可欠です。

しかし、従来のエネルギー・システムが地球環境や人体の健康に与える影響は懸念の的でもあります。

 

1人当たりのエネルギー需要が増加し、世界人口の増加とあいまって、現在のエネルギー・システムでは持続できないまでの消費レベルに達しています。

 

エネルギーに関する国連システムの活動は、さまざまな方法で開発途上国を支援しています。たとえば、教育や研修、能力育成を通して、また政策改革を援助することによって、またエネルギー・サービスを提供することによって開発途上国を支援しています。

 

汚染がかなり少ない再生可能なエネルギー源へ向かう努力も行われているものの、需要の増加が依然として実際の供給能力を上回ってしまうのが現状です。

 

 

◎脱炭素とクリーンな自然エネルギーを選ぶこと

 

日本では石炭や石油など化石燃料を使う火力発電所は、年々減っているものの75%を占めています。

 

近年の気候変動や、それに伴う災害が頻繁に起こっていることで、改めて私たちの未来の為のエネルギーに関する認識が高まっています。石炭火力発電によって作られた電気を使うことが、未来の自分たちを苦しめることに繋がることも理解されています。

 

同時に、自然エネルギーの技術は飛躍的に発展してきています。

 

すでに、ヨーロッパでは自然エネルギーの比率が3割を超える国も多く、なかでもデンマークのコペンハーゲンでは、自然エネルギーが84%も占めており、2025年の脱炭素実現を目指しています。

 

※脱炭素=地球温暖化の原因になっている二酸化炭素の排出を防ぐために、化石燃料からの脱却を目指すこと。

 

技術の進歩によって、年々自然エネルギーの発電コストは下がっています。火力発電にかかるコストとあまり変わらないどころか、自然エネルギーの方が安価な地域も増えてきています。

 

多くの人が環境にも優しく、自分たちも得をする再生可能エネルギーという選択肢を選ぶこと。そしてその方が良い事を伝えていく事が大切です。

 

※再生可能エネルギー=石炭・石油とは違って永続的に繰り返し使えるエネルギーのこと

(太陽光・風力・地熱・水力・バイオマスなどの自然エネルギー)

 

 

◎大人たちが知らない新たな常識を知る若者たち

 

前述した自然エネルギーの現状は、最近になって始まった事であり、多くの大人たちは環境に優しい自然エネルギーの方が価格が高いと思っており、未来の幸せを守るには今の自分たちが我慢を強いられなければいけないと考えています。

 

だからこそ、近年の教育を通じて新しい常識を得ることができる若者が現状に異議を唱えることが大切です。

 

未来の豊かな生活か?

今の豊かな生活か?

 

このような二者択一の発想ではなく、今も未来もどちらも豊かになるという選択肢を探す必要があるのです。そして、なければ創っていこう!というのが、SDGsの考え方であり取組みです。

 

2050年には脱炭素化が実現している未来を目指して、大人も若者も子供も、一緒になって考えて、一人ひとりが取組んでいく行動を起こすことが大切です。

 

 

未来を明るくする自然エネルギーを使った人が、経済的にも得をする未来を創る事が大切です。

 

 

※国際連合広報センター 持続可能な開発目標(SDGs)より引用

※参考書 図解でわかるSDGs「17の目標」と「自分にできること」がわかる本

 

 

【シリーズSDGs】ゴール⑥ 安全な水とトイレを世界中に ~私たちが暮らす環境に感謝する~

 

荒木商会では、SDGsをシリーズ化してそれぞれのゴールを考えていくと共に、弊社での取り組みに紐づけて、ご紹介していく事にしております。また社員と共有することで、会社が向かう方向性の理解と、意識づけ、行動の伴う実践として取り組んでまいります。

 

【シリーズSDGs】

ゴール①『貧困をなくそう』

ゴール②『飢餓をゼロに』

ゴール③『すべての人に健康と福祉を』

ゴール④『質の高い教育をみんなに』

ゴール⑤『ジェンダー平等を実現しよう』

ゴール⑥『安全な水とトイレを世界中に』

 

 

◎ゴール⑥『安全な水とトイレを世界中に』

 

【シリーズSDGs】六つ目のゴールは『安全な水とトイレを世界中に』です。

 

すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。

 

ことを目標とされています。

 

 

日本は島国です。

多くの山々に森林、緑豊かな自然にあふれています。おかげで水源にも恵まれています。四季が存在することで、春夏秋冬と様々な景色が堪能でき、自然の変化を楽しむことができる世界的にも珍しい国です。

 

日本では水道の蛇口をひねればキレイな水が出てきます。もちろん当たり前に飲むことができます。お湯のキレイなお風呂に入ります。トイレを使うと水が流れます。ウォシュレットがついているトイレが非常に増えています。これらの水はほぼ無限に利用できます。※水道料金はかかりますし、無駄は省く必要があります。

 

それくらいに、『水』は昔から私たちの身近にあります。現代では当たり前に使用されている『水』ですが、これらも産業が発達し、インフラ整備が整っているからです。

 

一方、最近でも頻繁に発生しますが、台風や大雨の影響による川の氾濫や、大地震での津波のように、私たちにとって決して安全ではない『水の災害』も存在します。

 

『因果応報』

善い行いをすれば善い報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがある。と言われてきました。

 

人間同士もそうですが、自然との関わり方にも同じことで、私たちは積極的にこれらの自然を守っていく、感謝しながら残し続けていかなければいけません。

 

 

◎進まない世界におけるインフラ整備

 

世界中で水とトイレの問題は深刻です。

良くはなってきているものの、依然として世界中の数十億人は水と衛生のサービスを受けられていないのが現実です。

 

世界の22億人は、安全に管理された飲料水を利用できていません。また、42億人は安全に管理された衛生施設を利用できていません。(2017年)

 

新型コロナウィルスの感染拡大防止でもっとも効果的な予防方法として、うがいと手洗いの徹底を呼び掛けられています。しかし、全世界で30億人が基本的な手洗いをする設備が自宅にありません。

 

医療施設においても、全世界の5カ所に2カ所の医療施設で、せっけんや水も、アルコールを主成分とする手指消毒剤もありません。(2016年)

 

水不足により、2030年までに7億人もの人が住む場所を追われる恐れがあります。

 

これらのゴールを達成する為には、インフラの設備が不可欠です。しかし、多くの国でその資金と技術がありません。国によっては水と衛生に関するターゲットの達成に必要な資金の61%が不足しているのです。

 

 

◎みんなできれいにせんまいけ大作戦

 

人間の体はほとんどが水でできていると言われています。胎児にいたっては体重の90%、新生児で75%、子供達で70%を水が占めています。体重60㎏の人で、42㎏が水分ということになります。

 

そうすると、おいしい水、安全な水が飲めるということは、私たちの体と健康に大きく関わってきます。キレイな水を飲み続けたり、キレイな環境で生活したりすると肌も体も健康になります。逆の場合は体に悪影響を及ぼす危険もあります。

 

これらを維持していくためには、大切な水源である山や森、私たちに水を与えてくれる自然を守りつづけていく事が大切です。

 

荒木商会では『リサイクルで地球をやさしく守りつづける』をキャッチコピーに、循環型社会の構築と、地球の環境保全に取り組んでいます。

 

 

富山県でも『みんなできれいにせんまいけ大作戦』を実施中ですのでご紹介させていただきます。

 

※富山県ホームページ みんなできれいにせんまいけ大作戦を実施中!より引用。

 

 

富山県の海岸に漂着するごみの約8割が、県内で発生し、河川を通じて流れ出たものといわれています。美しい海岸を守っていくためには、沿岸地域だけでなく、山から海に至る広範な地域での活動が必要です。

 

このため、山・川・海の地域の住民が一体となって取り組む清掃キャンペーン「みんなできれいにせんまいけ大作戦」を展開しています。

 

期間中は、地域の住民、ボランティア団体、行政機関等が連携して、県内各地で清掃美化活動が実施されますので、ぜひご参加ください。

 

一人ひとりが身近なところから環境問題を考え、美化活動の輪を広げましょう。

 

 

 

 

 

◎『水』にまつわる古くからの教え

 

『上善は水のごとし』

 

「老子」の八章に見える有名な言葉です。

「上善は水のごとし、水はよく万物を利して争わず、衆人の恵む所に処る。」つまり、「最高の善は水のようなものでなければならない。水は万物を助け、育てて自己を主張せず、だれもが嫌うような低い方へと流れて、そこにおさまる」と、述べています。

 

最高の人生のありかたは、水のように生きるということです。水は自分の存在を主張しないで、低い方へ自然に流れていきます。水のようにしてこそ心穏かにすごすことができ、また円満な人間関係を創り上げることができます。

 

※故事百選より引用させていただきました。

 

経営の神様と言われる「松下幸之助」の経営哲学にも、「聖なる経営とは水道の水である」とされる水道哲学があります。

 

商売をするものの使命はなにか。この世から貧をなくすことである、世の中を豊かにすることである。物の面から人びとを救うことである。

 

『いわば水道の水のように、いい物を安くたくさんつくるということは、いつの時代でも大事なことである』

 

ということを教えています。

 

※東洋経済オンラインより引用させていただきました。

 

現代ではモノが溢れすぎている為、不要なモノを創りすぎないことも大切です。

それでも、以前から「この世から貧をなくすこと」を理念にされています。

 

日本において、このような環境に私たちがいるのは当たり前ではなく、先人たちが私たちに残してくれている大切な資源です。私たちが暮らす環境に感謝し、これから先の未来にも残し続けていかなければいけないということです。

 

 

※国際連合広報センター 持続可能な開発目標(SDGs)より引用

※参考書 図解でわかるSDGs「17の目標」と「自分にできること」がわかる本

【シリーズSDGs】ゴール⑤ ジェンダー平等を実現しよう ~ダイバーシティ経営の実践~

 

荒木商会では、SDGsをシリーズ化してそれぞれのゴールを考えていくと共に、弊社での取り組みに紐づけて、ご紹介していく事にしております。また社員と共有することで、会社が向かう方向性の理解と、意識づけ、行動の伴う実践として取り組んでまいります。

 

【シリーズSDGs】

ゴール①『貧困をなくそう』

ゴール②『飢餓をゼロに』

ゴール③『すべての人に健康と福祉を』

ゴール④『質の高い教育をみんなに』

ゴール⑤『ジェンダー平等を実現しよう』

 

◎ゴール⑤『ジェンダー平等を実現しよう』

 

【シリーズSDGs】五つ目のゴールは『ジェンダー平等を実現しよう』です。

 

ジェンダーの平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。

ことを目標とされています。

 

ジェンダーとは、男性・女性という生物学的な性差ではなく、文化や習慣によって形作られた「社会的性差・文化的性差」のことをいいます。

 

『男性はこうあるべき』『女性はこうあるべき』『男のくせに』『女のくせに』といった言葉で、行動を制限したり、決めつけたりすることです。

 

ジェンダー平等とは、そういう社会的性差・文化的性差をなくして、誰もが男女関係無く、自分の好みを言えたり、性別のせいでやりたいことをあきらめたりしないで済む世界を目指すものです。

 

 

◎日本の常識はおかしい?

 

日本は世界でも珍しいほどに男女差別が存在している国だそうです。

 

ジェンダーギャップ指数(世界各国の男女格差を示す指数)において、日本は156か国120位です。

政治分野において特に男女格差が大きく、2021年日本は147位です。

 

先のオリンピックでも開幕前から、男女差別的な発言が大きな社会問題になりました。

 

いかに、日本のジェンダー平等が進んでいないかがわかります。

 

日本は、かつて高度経済成長から技術大国と呼ばれ、アメリカに次ぐ経済大国でもありました。

今では、少子高齢化が進み、成長が止まってしまった国だと言われるようになりました。

 

しかし、日本はまだまだ可能性を秘めており、その鍵を握っているのがジェンダー平等だと言われています。

 

世界から見ると日本の常識はおかしいと思われています。

私達の価値観の中にも、当たり前のような感覚が根付いていませんか?

 

その価値観を根本から変えるのが、ジェンダー平等の考え方です。

 

 

◎世界のジェンダー平等とMDGs

 

世界はMDGsのもとにジェンダー平等と女性のエンパワーメント(力をつける、権限を与えること)に向かって進歩を遂げました。しかし、女性と女児は世界のいたる所で依然として差別と暴力の対象となっています。

 

MDGs( Millennium Development Goals)とは、2001年にまとめられた2015年までの国際目標であり、1990年代に開催された主要な国際会議・サミットで採択された『国際開発目標』と、2000年に開催された国連ミレニアム・サミットで採択された『国連ミレニアム宣言』とを統合して作られました。

 

SDGsの前身のような開発目標で、8つの目標が定められています。

①極度の貧困と飢餓の撲滅

 ②普遍的な初等教育の達成

 ③ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上

 ④乳幼児死亡率の削減

 ⑤妊産婦の健康の改善

 ⑥HIV/エイズ、マラリア及びその他の疾病の蔓延防止

 ⑦環境の持続可能性の確保

 ⑧開発のためのグローバル・パートナーシップの推進

 

2015年の報告では、「極度の貧困をあと一世代でこの世からなくせるところまで来た」「MDGsは歴史上最も成功した貧困撲滅運動になった」と成果が強調されています。

 

解決できなかった課題や、新たに出てきた環境問題、社会課題などに対応する為、『だれ一人取り残さない世界へ』SDGsが誕生しました。

 

 

◎荒木商会の取組み

 

荒木商会ではダイバーシティ経営を実践しています。

 

多様な人材の採用、年齢、性別、働き方の多様化を目指しています。

最近では、自分の働き方で働きたい方に対してのフレックス制の導入を行い、働き方、時間や曜日が選べる仕組みづくりを目指しています。

 

フレックスに動ける方がいることで、適材適所に対応できるようになりました。

他の社員のカバーや、フォローができるので、非常に助かっています。

 

障がい者雇用と、就労支援を行う荒木商会にとっては、ダイバーシティ経営は非常に重要です。

 

今後は、障がい者のみならず、トライアル雇用、シニア層の活用、外国人労働者など、様々な人材が活躍できる職場、会社を目指していきます。

 

 

◎大人だけでは達成できないSDGs

 

SDGsは、

私たちが暮らす世界を、未来をどのようにしていくか?

素晴らしい地球をどのように守って、未来の子供たちに残していくか?

を、世界中の人々が国境を超えて考え、目標として決定しました。

 

だれ一人取り残すことなく、誰も犠牲にならない、みんなが幸せになれる世界を目指すための目標です。

 

この目標は、子供たちから高齢者まで、すべての人たちが協力し合って行動しなければ達成できません。

これらの課題は、これまで人類が長い年月をかけても創る事ができなかった新しい世界の姿です。

 

大人だけでは達成できる課題ではなく、これから大人になる子供たちが、今のうちからSDGsに関心を持ち、理想の世界の実現のために必要な力を身に付ければ、不可能を可能にすることができるかもしれません。

 

子供や、若者の力が必要不可欠なのです。

 

その為には、世界中の子どもたちが最低限の生活をし、質の高い教育を受けることが必要です。

全ての目標はつながっているのです。

 

ジェンダー平等もその一つです。男性が、女性が、といった差別は必要ありません。

男女差がなくなれば、おかしな価値観がなくなれば、日本全体で活躍できる人が増加します。

 

キャリアの選択肢が増え、いろいろな生き方ができるようになります。

性別に関係なく、希望や感動を共有し尊重し合える関係性が増えていきます。

 

日本は停滞している30年から抜け出し、再び成長することができるかもしれません。

 

男女問わず、誰もが幸せになるために解決すべきなのがジェンダー平等です。

 

 

※国際連合広報センター 持続可能な開発目標(SDGs)より引用

※参考書 図解でわかるSDGs「17の目標」と「自分にできること」がわかる本

【シリーズSDGs】ゴール④ 質の高い教育をみんなに ~好きなことを追求し楽しく学び続ける~

 

荒木商会では、SDGsをシリーズ化してそれぞれのゴールを考えていくと共に、弊社での取り組みに紐づけて、ご紹介していく事にしております。また社員と共有することで、会社が向かう方向性の理解と、意識づけ、行動の伴う実践として取り組んでまいります。

 

【シリーズSDGs】

ゴール①『貧困をなくそう』

ゴール②『飢餓をゼロに』

ゴール③『すべての人に健康と福祉を』

ゴール④『質の高い教育をみんなに』

 

 

◎ゴール④『質の高い教育をみんなに』

 

【シリーズSDGs】四つ目のゴールは『質の高い教育をみんなに』です。

 

すべての人々に包摂的かつ公正の質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。

ことを目標とされています。

 

※包摂的(ほうせつてき)とは、ある概念がより一般的な概念につつみこまれること。特殊が普遍に従属する関係。例えば、動物という概念は生物という概念に包摂(ほうせつ)される。という意味。

 

少し難しいですね。

 

社会的包摂(しゃかいてきほうせつ)という言葉があります。

※社会的に弱い立場にある人々をも含め市民ひとりひとり、排除や摩擦、孤独や孤立から援護し、社会(地域社会)の一員として取り込み、支え合う考え方のこと。という意味です。

 

SDGsの理念でもあります、『誰一人取り残さない』ということですね。

 

 

世界では、5人に1人の子どもが学校に行っていません。

18歳までの子どもの半数以上は文字が読めず、かんたんな計算もできません。

 

これは、後進国にのみ起こっている問題ではありません。アメリカやヨーロッパですら、人種、生まれた場所、住んでいる地域によっては十分な教育を受けられずにいます。

 

世界中には、学びたくても学べないそんな子供たちがたくさんいます。

全ての人々に、質の高い教育を受けることで様々な問題解決に繋がっていきます。

 

 

◎普遍的な初等教育を実現する為に必要なこと。

 

2030年になっても、学校に通えない子供たちは2億人以上に上ると言われています。

新型コロナウィルスの影響による休校などにより、90%の児童・生徒が学校に通えず、教育分野での数年分の進歩が帳消しになっているようです。

 

新型コロナウィルスの感染予防に必要な基本的な洗面設備がある小学校は、全体のわずか65%です。

 

教育面の不公平はさらに拡大します。

低所得国における子供の学校教育の修了率は、

・最富裕層20%の世帯で、79%。

・最貧層20%の世帯で、34%。

 

少なくとも5億人以上の児童・生徒は、オンライン学習を依然として受けられていません。

 

2013年には、15歳以上の成人で読み書きができない人は7億5700万人にものぼりました。

そのうちの3分の2は女性です。

 

普遍的な小中教育を受けるためには、新しい小学校教師が必要で、推定によると2030年までに、2600万人近くの教師が必要になるようです。

 

これら教育に関する問題は、特にアフリカの国々で深刻化している現状があります。

新型コロナウィルスの影響は、教育にまでも大きな影響を及ぼしています。

 

そんな中でも、日本の教育は非常に恵まれています。教育が義務化されているのです。

学校、設備、環境、教師に至るまで、日本では皆が普遍的な教育を受けることができます。

 

 

◎自分が好きなことを追求し、楽しく学び続けること。

 

一方で、日本では皆が同じことを学んだ結果、大人になっても学び続けようとする人が少ないと言われています。

 

好きなことをしている人は、自分が興味あることに熱中し、自主的に学び続けます。自分のこだわりを追求することができます。好きなことのためなら難しい問題に直面しても乗り越えようとする力が働きます。

 

これからの社会においては、好きなことやこだわりを追求することが必要になります。世の中にはモノが溢れ、サービスが溢れ、情報が溢れています。その中で選ばれるためには、差別化が必要です。人との違いを見い出して、オンリーワンになることで活躍できます。

 

これからの教育の中では、一人ひとりが興味関心のあることを学ぶ時間が増えていくようです。

自分が好きなことを追求して、楽しく学ぶことで長く持続することができ、良い結果を生み出します。

 

地球上のすべての人びとが、質の高い教育を受けることができることで、自分自身で自由に学習することで、他の人の自由を邪魔しないことで、世界中の多くの課題が解決されると言われています。

 

 

◎国連教育科学文化機関(ユネスコ)

※写真は国連大学

 

SDGsの4つ目のゴールでは、基礎的な高い次元の技能取得、ご術・職業訓練と高等教育を公平に受けること、生涯の訓練、十分に役割を果たし、社会へ貢献するために必要な知識、技能、価値観に焦点を当てています。

 

教育には様々な要素が絡み合っていることから、国連システムの多くの期間は多種多様な教育・訓練計画の資金援助や開発を行っています。

 

教育の領域での先導機関は、『国連教育科学文化機関(United Nations Education, Scientific and Cultural Organization:ユネスコ)』です。

 

ユネスコは、他の教育パートナー機関と共に、すべての子どもがやさしく、良質の教育を行うように訓練された教師のいるところで学ぶことができるすることを目指しています。

 

ユネスコの教育部門は、あらゆるレベルで、すべての人に教育を提供すること、特別のニーズを持つ人々と社会の主流から取り残された人々の成功、教師の養成、労働人口の能力の育成、教育による成功、非公式生涯教育の機会確保、教育および学習を向上させる技術の利用、教育の機会の拡大に焦点を当てている。ユネスコは教育のあらゆる側面を取り上げる任務をもつ唯一の国連機関です。

 

 

◎田舎の自然と都市の便利さの両立を目指す。

 

石川県白山手取り川流域(主に白山市、野々市市)は手取川という大きな河川が流れ、複数の自治体をまたがっている地域で、国連ユネスコがエコパークとして生物多様性が優れている地域として選定、またジオパークとして国際推薦を受ける等、地質の多様性も高く評価されている世界でも珍しいSDGsの聖地です。

 

SDGs未来都市に選定されました※石川県白山市(2018年度)

 

 

一方で、山間部から都市部へ人の逃れが進行し、人口減少、高齢化の影響で山間部では野生動物などの鳥獣被害、自然災害の増加など様々な問題が増加しています。

 

白山市は、これらの課題を解決するために、白山市と野々市市にキャンパスがある『金沢工業大学』と協働し、山間部にある白山麓キャンパスを『イノベーションに取り組む場』と捉え、産官学が連携して環境に調和した持続可能な経済発展や豊かな生活の実現のための取組みを行っています。

 

具体的には、『白山手取川流域コミュニティ』の創設、若者が大人たちにゲーム教材やSNSを使いながらSDGsの重要性を伝え、一緒に活動する取組み、中学校・高校の修学旅行の受入れなどを行っています。

 

 

素晴らしい取り組みでしたのでご紹介させていただきました。

 

 

 

※国際連合広報センター 持続可能な開発目標(SDGs)より引用

※参考書 図解でわかるSDGs「17の目標」と「自分にできること」がわかる本

 

 

 

 

【シリーズSDGs】ゴール③ すべての人に健康と福祉を ~新たな創造性から未来を創る~

 

 

荒木商会では、SDGsをシリーズ化してそれぞれのゴールを考えていくと共に、弊社での取り組みに紐づけて、ご紹介していく事にしております。また社員と共有することで、会社が向かう方向性の理解と、意識づけ、行動の伴う実践として取り組んでまいります。

 

【シリーズSDGs】

ゴール①『貧困をなくそう』

ゴール②『飢餓をゼロに』

ゴール③『すべての人に健康と福祉を』

 

 

◎ゴール③『すべての人に健康と福祉を』

 

 

【シリーズSDGs】三つ目のゴールは『すべての人に健康と福祉を』です。

 

あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。ことを目標とされています。

 

現在『新型コロナイルス』により、世界中で2億人の人が感染し、430万人の方が亡くなっています。

 

ワクチン接種がようやく進んだものの、感染拡大は第三波、第四波と押し寄せ、医療はひっ迫し続けています。

 

感染していなくても、多くの人々が感染拡大を防止するために行動を制限され、新たな生活様式を余儀なくされています。

 

新型コロナウイルス以外にも、三大感染病である、エイズ、マラリア、結核によって世界中では多くの方が命を落としている現実があります。

 

2019年には年間で、エイズ(69万人)、マラリア(41万人)、結核(140万人)と約250万人もの方が亡くなっています。さらに、新型コロナウイルスの医療混乱により三大感染症による死者は140万人以上増加するとも言われています。

 

 

◎三大感染症などの感染症とは

 

 

感染症も様々ですが、主に体内に様々な病原体が侵入して、増殖することで引き起こされます。病原体には、ウイルス、細菌、かび、寄生虫などがあります。

 

感染の主な経路は、空気感染、接触感染、経口感染、媒介動物感染、性行為感染、血液感染などがあります。

結核は空気感染症、マラリアは蚊による媒介動物感染症、エイズは性行為感染症とされています。

 

日本でも耳にする感染症ですが、多くは途上国などの保健や福祉が整っていない国々で拡大しています。

感染症は不衛生な生活環境が原因であることが多いからです。紛争や自然災害、貧困などが原因で、保健や医療サービスを受けられない地域の人々に広まります。

 

感染してしまった場合に回復を良好にする為には、医療面、清潔な水などの衛生面、栄養のある食事面からの支援が必要です。

 

このことは、ゴール①『貧困をなくそう』、ゴール②『飢餓をゼロに』とも深くつながっています。

 

 

◎日本政府の取組み

 

日本政府は、SDGs実施を念頭に、2015年9月「平和と健康のための基本方針」を策定しました。

 

①公衆衛生危機・災害等に対して強靱な国際健康安全保障体制の構築及び②ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の達成に向けた取組を中心に据えています。また、これらの取組にあたっては、③日本の保健・医療に関する人材、知見及び技術を活用していくこととしています。

※UHC:全ての人が基礎的保健サービスを必要な時に負担可能な費用で享受できること。

 

このような貢献に向け、日本政府は、2017年12月に「UHCフォーラム2017」を開催し、グローバルファンド、国際保健機関(WHO)に対し、約29億ドルを拠出する方針を表明しました。また、安倍総理は、2019年6月のG20大阪サミットの機会にあわせ、約100万人のエイズ・結核・マラリア患者の命を救い、約130万人の子供たちに予防接種を実施する等の成果を出す旨表明しました。

 

 更に、2019年8月のTICAD7では、UHC達成に向けて、持続的な財源や民間事業の新興を含む具体的支援策を示しました。2019年9月には、日本政府が長年に亘り推し進めてきたUHCに関する国連ハイレベル会合が初めて開催され、2030年までにUHCを達成する機運が全世界的に高まっています。

 

 また、2020年の新型コロナウイルス感染症に関して、保健システムが脆弱な途上国を含む世界中に感染が拡大している状況は、日本を含む国際社会にとっても大きな懸念となっています。日本政府として、国内対策はもちろんのこと、世界の新型コロナウイルス感染症の1日も早い沈静化に向け、引き続き、国際社会と協力していきます。

 

※持続可能な開発目標(SDGs)と日本の取組より引用。

 

 

◎新たな創造性から未来を創る

 

 

人間が飛躍的に創造的になれる瞬間は、自由を奪われ不便を強いられた時とのことです。

 

確かに、新型コロナウイルスの影響により、自粛自粛の日々や、営業できない店舗、対面での面会ができない状況が続いた時に、新たな生活様式が生まれました。

 

オンラインが進み、テイクアウトやデリバリーが盛んになり、新たなビジネスが次々と誕生しています。

 

コロナ初期では一斉にマスクが不足し、真っ白の不織布マスクが手に入らない状況から、お洒落なマスクが誕生し、ファッションにも取り入れられています。先の未来ではドローンがデリバリーしてくれる時代が来ると言われています。

 

これらは、行動の制限により発揮された想像性から生まれた新しい未来です。

 

もちろん感染防止対策であることには違いありませんが、新しい習慣をいかに楽しみながら行い続けられるかを考えた結果です。火事場のクソ力に近いかもしれませんね。

 

 

◎100万人の手洗いプロジェクト

 

 

サラヤ株式会社が携わる、アフリカのウガンダに手洗い設備を普及する『100万人の手洗いプロジェクト』をご紹介します。

 

日本ではじめて薬用手洗い石けん液と石けん液容器を開発・事業化された会社です。戦後間もない日本で赤痢などの伝染病が多発する中、サラヤの液体石けんは多くの人の感染予防に貢献し、それ以来、アルコール手指消毒剤、タッチフリー型ディスペンサーの開発など、製品の進化で日本の衛生環境の向上を牽引しています。

 

一方、開発途上国に目を向けると、現在、世界では1日約16,000人 もの5歳未満の子どもたちが命を失い、その原因の多くは予防可能な病気です。石けんを使って正しく手を洗うことで、下痢性疾患や肺炎を予防し、100万人もの子どもたちの命が守られると言われています。

 

そこでサラヤが2010年にスタートしたのが100万人の手洗いプロジェクト。対象となる衛生商品の売り上げの1% を寄付し、アフリカ・ウガンダで展開するユニセフ手洗い促進活動を支援しています。

 

100万人の手洗いプロジェクト※第一回ジャパンSDGsアワード外務大臣賞受賞(2017年度)

 

 

素晴らしい取り組みでしたのでご紹介させていただきました。

 

弊社としてこのゴールに直接的に取り組めている事業はないのですが、このような取組みを知ることや広めること、また創造力から新たな何かを生み出すことにチャレンジしていきたいと考えます。

 

今後も感染症に限らず、新たな窮地が訪れます。

そういった時に、ただ悲観するのではなく、前向きにポジティブな発想で新しいモノを生み出していく創造性を身に付けていきたいと考えます。

 

 

※参考書 図解でわかるSDGs「17の目標」と「自分にできること」がわかる本

 

2021年お盆休みのご案内

 

平素は格別のご配慮を賜り厚くお礼申し上げます。

さて弊社では、以下の期間をお盆休みとさせていただきます。

 

 

【2021年お盆休みのご案内】

8月11日(水曜日)・・・ 通常営業

8月12日(木曜日)・・・   休業

8月13日(金曜日)・・・   休業

8月14日(土曜日)・・・   休業

8月15日(日曜日)・・・   休業

8月16日(月曜日)・・・ 通常営業

 

何卒よろしくお願い申し上げます。

【シリーズSDGs】ゴール② 飢餓をゼロに -感謝するということ-

 

荒木商会では、SDGsをシリーズ化してそれぞれのゴールを考えていくと共に、弊社での取り組みに紐づけて、ご紹介していく事にしております。また社員と共有することで、会社が向かう方向性の理解と、意識づけ、行動の伴う実践として取り組んでまいります。

 

【シリーズSDGs】

ゴール①『貧困をなくそう』

ゴール②『飢餓をゼロに』

 

 

◎ゴール②『飢餓をゼロに』

 

 

【シリーズSDGs】二つ目のゴールは『飢餓をゼロに』です。

ゴール①の『貧困をなくそう』とも深くつながるゴールであり、こちらも日本とはなじみがないゴールのような気もします。

 

Wikipediaによると、『飢餓』とは、食糧の不足によって栄養失調が続き、体調の維持が困難になっている状態とのことです。

 

『飢餓をゼロに』とは、

飢餓を終わらせ、食糧安全保障および栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。

ということです。

 

飢餓に苦しむ人口の割合、2000年~2002年は15%でした。2014年~2016年は11%に減少しています。

確実に飢餓で苦しむ人々が減っていることは事実ですが、世界全体でいまだに7億9000万人の人が、十分な食料を手に入れられない状態にあるのです。10人に1人が飢餓で苦しんでいるということになります。

 

日本で飢餓による深刻な問題はあまり耳にしません。

『貧困をなくそう』でも紹介した通り、相対的貧困が日本においても広がっている事実があります。それでも世界中の絶対的貧困にある国々と比較すると生死を分けるほど深刻な飢餓状態にある状況とは考えづらいと思います。

 

 

◎飢餓を終わらせる。

 

 

では、日本ではどうして深刻な『飢餓』に陥らないのでしょうか?

 

一つは十分な食べ物があることです。

街にはスーパーやコンビニ、飲食店が立ち並び、お金を払えばいつでもどんなものでも食べられます。普通の日常ですが、これを当たり前に思ってはいけないと考えます。

 

日本の食糧自給率が低いことは周知の事実でしょう。日本では国内で生産する食料よりも、海外から輸入する食料が圧倒的に多いです。農林水産省によると、2018年の日本の食料自給率は38%(カロリーベース)です。

 

3分の2の食料を海外からの輸入に頼っている現実があります。

 

日本では高齢化が進み、農業をやめる人が増えています。これだけ海外に依存していると、果たして世界中の飢餓が進み、万が一食料不足に陥った時に日本で食料が手に入るのでしょうか?

 

食べ物があることを当たり前だと思ってはいけませんね。

 

 

◎『いただきます』とは感謝するということ。

 

 

日本では、ご飯を食べる時に『いただきます』、食べ終わった時に『ごちそうさま』と言います。

 

これは日本の独自の文化であり、日本以外の国でこの習慣はありません。

 

『いただきます』とは、

「あなたの命をいただいて私は生きることができます、ありがとうございます」

という考え方です。食べ物である肉や魚だけではなく、お米や植物といった『命』に対して感謝しているのです。また、作ってくれた人に対する感謝も含まれています。

 

日本のお店では売り物として成り立つために形のキレイなモノがお店に並びます。十分に食べられるのに、またおいしくて栄養もあるのに、形が悪いということで廃棄されている農作物がたくさんあります。

 

食品ロスの問題も深刻です。作りすぎて食べられないモノ、嫌いなモノ、食べ残しは廃棄されます。もったいないの心はどこへ行ってしまったのでしょう。

 

現在、日本の農業では驚くほどの技術革新が進んでいます。ロボットやドローンなどの様々な技術が農業に役立ち、日本の大手企業が農業に進出しています。

 

産業において農業は第一次産業です。

発展途上国における産業の中心は、農業です。自分たちが生きるための食料を確保します。

 

二次産業、三次産業、四次産業と経済発展開発が進むと同時に、一次産業である農業、水産業、牧畜業,林業,漁業に改めて注目が集まっています。

 

 

荒木商会としての今すぐに取組めている事ではないのですが、『感謝するということ』を日々の仕事の中で、社員教育の中で大切にしています。当たり前という気持ちを持たず、何事にも感謝することで、毎日を過ごしていきます。