『リサイクルの種類』~日本のゴミの量増えている?減っている?~

◎日本のごみ総排出量

環境省が発表しているデータによると、平成29年度における日本のごみ総排出量は4,289万トン(東京ドーム約115杯分)、1人1日当たりのごみ排出量は920グラムです。

ごみの総排出量は平成23年度以降微減傾向であり、基本方針でベースラインとしされている平成24年度の4,523万トンを5年連続で下まわっている現状です。

 

昭和60年度の日本のごみ総排出量は4,209万トンで、年々上昇しました。

平成12年度の5,483万トンをピークに、ようやく元に戻せてきているという事になります。

※グラフは環境省HPより引用

 

これは、平成12年(2000年)に、『循環型社会形成推進基本法』が公布された影響が大きく、地球環境問題に向けて、日本が本気で取り組み始めた瞬間ではないでしょうか。

 

日本はどのようにしてごみを減らしてきたのか、そこには『リサイクル』が大きくかかわっています。

 

 

◎リサイクルの種類と方法

『リサイクル』といってもその種類は様々です。

回収される資源の状態や、どのようにリサイクルするかでその方法と名称が異なります。

 

【リサイクルの方法が異なる】

・マテリアルリサイクル

・ケミカルリサイクル

・サーマルリサイクル

 

【リサイクル後の品質の異なる】

・水平リサイクル

・カスケードリサイクル

 

今回取り上げるリサイクルはこれら5つの方法です。

 

 

◎マテリアルリサイクル

『マテリアルリサイクル』とは、使用済みの製品を溶かしたり、砕いたりして、新たな製品の材料として利用することです。

 

「材料リサイクル」「材料再生」「再資源化」「再生利用」などとも言われています。

 

例えば、スチール缶を溶かして鉄鋼にし、新たな鉄製品の材料として再利用します。また、アルミ缶や、紙、ペットボトル、発泡スチロールなども、マテリアルリサイクルされることが多い製品です。

 

マテリアルリサイクルは、工程が複雑で、資源やエネルギーを多く消費するという問題もあります。古紙を再生紙にするには木を切る代わりに別の燃料が必要です。どちらが環境に優しく、無駄がないかを考慮して行う必要性もあるのです。

 

 

◎ケミカルリサイクル

『ケミカルリサイクル』とは、製品を科学的に分解して原料まで戻して再生します。「科学的再生法」とも言われています。

 

例えば、プラスチックを例にしてみると、

『マテリアルリサイクル』は、廃プラスチック製品をプラスチック原料としてプラスチック製品に再生します。

一方の『ケミカルリサイクル』は、廃プラスチックを科学的に分解するなどして、化学原料に再生します。原料に戻されて燃料などとして再利用されます。

 

ケミカルリサイクルの中にも原料まで戻した後に、元の製品として新たに作りなおす場合もあります。その代表例がペットボトルや、ナイロン製の衣類などです。

 

 

◎サーマルリサイクル

『サーマルリサイクル』とは、「熱回収」とも呼ばれています。廃棄物を単に焼却処理せず、焼却の際に発生する熱エネルギーを回収・利用することです。

 

『マテリアルリサイクル』や『ケミカルリサイクル』できない資源や、混ざり合って分別できない状態のものは、『サーマルリサイクル』によって、固形燃料に加工して燃やしたり、焼却して出る熱を発電や給湯に利用したりします。

 

世界の水準(高い国で70%を超える)と比べて日本のリサイクル率(ごみの総排出量に対して、リサイクルされた量のこと)が20%程度なのは、この『サーマルリサイクル』が含まれないからであり、決して日本のリサイクルが遅れているわけではありません。

 

日本の『サーマルリサイクル』の割合は実に70%にも上ります。合わせると90%以上がリサイクルされていることになります。埋め立て地が少ない日本には『サーマルリサイクル』に頼らざるを得ない現実があります。

 

 

◎水平リサイクルとカスケードリサイクル

『水平リサイクル』とは『カスケードリサイクル』は、先の3リサイクルとは異なり、リサイクルの方法ではなく、リサイクル後の品質の違いにより呼び方が異なっています。

 

『水平リサイクル』は、使用済みの製品がいったん資源となり、また同じ製品としてリサイクルされます。

例えば、アルミ缶はアルミ缶に、ダンボールはダンボールに、ガラス瓶はガラス瓶として再生されます。

 

『カスケードリサイクル』は、使用済みの製品を前とは別の製品や、低い品質の製品にリサイクルされます。

例えば、プラスチッ製品を元の製品ではなく「サーマルリサイクル」により燃料にしたり、スチール缶を「マテリアルリサイクル」により鉄鋼として再生したりすることです。

 

 

◎理想のリサイクル、循環型社会とは

ここまでいろいろなリサイクルとその違いを説明してきました。では、どのリサイクルが理想のリサイクルなのでしょうか。

 

使用済みの製品を元の製品に再生する『水平リサイクル』は、「リサイクルの基本」「リサイクルの理想形」と言われています。

使い終わった製品を同じものとして再利用することは同じ資源を何度も繰り返して使うことで資源の節約になります。これは最も効率的なリサイクルという事になります。

 

しかし、世の中には様々な製品が存在し、また消費者のニーズに沿うような製品を販売しようとする場合、必ずしもそうはいきません。それぞれの製品には、その特性に沿ったリサイクル方法を実施しなければいけません。

 

また、理想のリサイクルとは、全て『水平リサイクル』できればいいのかというわけでもありません。リサイクルの工程においては、新しい資源や、電力・燃料などのエネルギーも必要です。

 

リサイクルを考えるうえで大事なことは、リサイクルの効率であり、資源やエネルギーの節約であり、リサイクル後の製品の需要です。どんなものでも、ただリサイクルすればそれでいいというわけではないのです。

 

地球の限りある資源を有効に活用し、資源の使用を抑えてなるべくごみを減らし、環境への負担を軽くします。

 

『リデュース』『リユース』『リサイクル』の【3R】、循環型社会の実現は確実に進んでいます。過去を知り、現在を知り、未来への計画を知ることは、私たち一人一人の行動を変えます。そのような有意義な情報をこれからもお伝えしていきます。

『小型家電リサイクル』~実は回収すれば資源がいっぱい~

◎小型家電リサイクル法

 

前回、『大型家電リサイクル』についてお送りしました。

『大型家電リサイクル』~便利な暮らしがあるからこそ伴う責任~

 

今回は、『小型家電リサイクル』についてお送りします。

 

実は小型家電は、【資源の宝庫】でもあります。

 

『家電リサイクル法』は、大型家電を対象にしています。それ以外の家電製品を対象としているのが『小型家電リサイクル法』で、2013年に施行されました。

 

『家電リサイクル法』は、資源の有効活用とクリーンな環境づくりのため、有用な資源の再利用を促進し、廃棄物を減らすために誕生しました。

 

『小型家電リサイクル法』は、加えて、使用済の小型電子機器等に含まれるアルミ、貴金属、レアメタルなどが、リサイクルされずに埋め立てられていることへの対応の為に制定されています。

 

対象となるのは、パソコン、携帯電話、スマホ、タブレット、デジタルカメラ、ゲーム機、ミュージックプレイヤー、時計などの電気を使って動く製品のほとんどです。

 

『小型家電リサイクル法』は、市町村も回収に関する責任を負います。

市役所や市町村の施設、スーパー、家電量販店などに、回収ボックスが設置されているのはその為です。

その他、一般収集許可業者がそれぞれの市町村の不燃ごみや粗大ごみ回収の時にも集めることになります。

 

 

◎実は資源がいっぱいの小型家電製品

 

小型家電は回収された後に、分解され、分別されます。

そこで、金や銀、銅、レアメタルが取り出されて、資源として再利用されることになります。

 

金は、貴重であり、電気をよく通すので、プリント基板などに多く使われています。パソコンなどのメモリーには非常に多くの金が含まれています。

 

『レアメタル』とは、その名の通り『レア』希少なメタルのことで、充電池に使われるリチウム、電気を蓄えるコンデンサーのタンタル、磁石になるネオジムといった、パソコンやスマホなどの高性能化、小型化に欠かせない金属です。

 

ほとんどの家電製品にはこれらの資源が多く含む基板が使われています。

 

 

◎パソコンのリサイクル

 

パソコンは1990年代から一気に世の中に普及して、今では一家に一台どころか一人一台二台を所有している現状です。仕事にもパソコンのない環境は考えられない世の中になってきています。

 

使い方次第ですが、パソコンの平均寿命は5年ほどと言われています。パソコン本体の劣化が原因の場合もありますが、多くは新しいソフトやシステムがどんどん進化していく為、古いままだと対応できず、定期的にパソコンは買い替えをしていきます。

 

パソコンのOS(オペレーティング システム)といえば、ほとんどが『Windows』か『Mac』です。会社で使用されている多くが『Windows』です。

来年2020年の1月14日で、『Windows7』がサポートを修了する為、このタイミングで新しいパソコンに買い替えをするケースが非常に多いようです。

 

2003年以降に販売された家庭向けパソコンには『PCリサイクルマーク』が付いています。これは購入した時に既にリサイクル費用を支払っていることを示すマークです。

 

パソコンの回収は、資源有効利用促進法により、メーカーの義務になっています。消費者はパソコンの処分をメーカーに申し込むと、メーカーがエコゆうパック伝票を送り、郵便局の引き取りか、持ち込みによりメーカーの再資源施設にてリサイクルされます。

 

パソコンはもともと高価ですので、新しいPCや、スペックの高いPC等は買取りに出すことができます。ただし、残念ながら古くなってしまったパソコンはほとんど値段が付きません。

 

値段が付かなくても処分は無料で行っているところがほとんどですので、メーカーでの処分ではなく、PC買取をしてくれる店舗や業者にて処分をしているケースが多いようです。

 

荒木商会でもパソコンの回収・引き取りを行っています。詳しくはコチラをご覧ください。

 

 

◎スマホのリサイクル

 

パソコンと同様か、それ以上に今の世の中になくてはならない存在になったのがスマートフォンなどの携帯電話です。最近では、スマートフォンやタブレットの活用でパソコンを持っていないという人も増えています。

 

スマートフォンも毎年新しい機種が登場し、パソコン以上に買い替えが頻繁です。

携帯電話の寿命は5年~7年程と言われていますが、毎年新しい機種や新機能が登場する為、寿命を待たずに買い替えをするケースが多いようです。

携帯会社の2年契約の縛りや、割賦販売も増えている為、そのタイミングでの買い替えも携帯会社の狙いだと言えます。

 

しかし、このスマートフォンですが、実はなかなか回収されない現状があるようです。

住所や電話番号などの個人情報や、写真や動画などのデータが入っている為、処分するのに抵抗があるようです。また、小さいのでそれほど邪魔にはならず、収納されそのまま放置されていることも多いようです。

 

実際に、このスマートフォンには貴重なレアメタルも多く使用されている為、しまったままにしているとせっかくの資源がリサイクルされずに世の中に活かせません。

 

 

◎小さな事からコツコツと

 

パソコンもスマートフォンも、処分の時に不安になるのは個人情報やデータです。

当然、販売メーカーや、私たち廃棄物処理業者は、個人情報の漏洩に配慮し、適正な処分を行います。

※パソコンのデータ消去は、お客様に確認後、対応します。(別途費用発生:データ消去サービス

 

パソコン、スマホに限らず、このように小さな家電にもたくさんの資源が詰まっています。

資源をリサイクルして有効活用することで、廃棄物を減らしクリーンな環境づくりを行うことができます。

 

便利な世の中だからこそ、私たちも使用者としての責任を果たし、使用した後は処分まで、適切に行う必要がありますよね。

 

小さな事からコツコツと行い、グローバル環境ビジネスネットワークの発展、循環型社会の構築をすすめていきます。

荒木商会【新サイトオープン】のお知らせ ~ 『不用品片付けサービス』 ~

 

◎『不用品片付けサービス』OPENしました!

 

荒木商会ではこの度、新しいWEBサイトをオープンしました。

 

お届けするサービスは、『不用品片付けサービス』です。

企業や個人のお客様の、不用品片付けや、不用品回収、遺品整理のサービスです。

どんな状況の不用品でも【片付け不要】、ゴミ屋敷でも全て片付けて、回収する【ワンストップサービス】です。

 

これまでも、多くの企業や個人のお客さまからご依頼をいただいておりました。

 

その中で、感じたことがあります。

 

買取してもらえそうなものは買い取り業者に、リサイクル処理料のかかる大型家電製品はリサイクル業者や家電量販店に、最終的に処分するものは、片付け業者や、廃棄物処理業者に依頼をされています。

 

お客様自身で、お店や業者を検索して連絡する。非常に手間ですし、面倒臭いものです。

それが片付けから、回収まで、また価値のあるモノは買取りまでしてもらえるとすれば、一回ですみます。

 

それを可能にするのが、

【ワンストップ】で、荒木商会が提供する『不用品片付けサービス』です。

 

不用品片付け

ゴミ屋敷片付け

不用品回収

遺品整理

解体工事

 

 

◎不用品片付け

単身赴任、お部屋の片付け、賃貸・戸建てからお引越しの際の不用品回収など幅広く対応させていただきます。

引っ越しや大掃除、断捨離、遺品整理の際に不用になったものの処分、タンス・ベッドなどの大型家具から、細かい小物まで回収・処分します。

 

 

◎ゴミ屋敷片付け

どうしたらいいか分からない、ゴミ屋敷状態の事務所・倉庫・お部屋等を綺麗に片付けます。

部屋を埋め尽くした不用品をどれが必要なのかフ必要なのかをプロの目で分別します。

不用品をただ捨てるのではなく、買い取れる商品は査定後、中古品として買い取ります。

 

 

◎不用品回収

不用品の片付けは、まるごとおまかせください。

面倒な分別も一切必要ありません!!

 

オフィスで不用になった物や、ご家庭でいらなくなった物、引っ越しや大掃除の際に不用になったものを回収・処分します。回収~処理までトータルでおまかせいただけます。まずは、気軽に相談・お問い合わせください。

 

 

◎遺品整理

遺品一つひとつをご遺族に代わって丁寧に整理し、片付け、不用品や粗大ゴミの処理、お掃除等を一括して代行するのが遺品整理サービスです。

亡くなられた故人様の「生前の思い出深い大切な品々」を遺品として整理し、粗大ゴミや不用品などは回収し処分します。

遠隔地に居住、仕事の都合、など様々な事情で遺品整理ができない方のために弊社が代行いたします。

私どもでは、ご遺族様に変わりまして、大切な遺品の整理、形見分け後の粗大ごみ・不用品の分類、回収、処分、清掃までのすべてを行います。

「故人様とご遺族様の心の絆」を大切に、整理・回収・処分までお手伝いをさせていただきます。まずは、気軽に相談・問い合わせください。

 

 

◎解体工事

住宅の解体はもちろん、ずっと気になっていた家周りの不用品の撤去もおまかせください。

また、火災・地震・風水害でお困りの方、解体後の跡地利用に関するご相談までおまかせください。

近隣の方々への気配り対応はもちろん、解体後の跡地利用までしっかりサポートさせて頂きます。

 

今後、より詳しくサービスのご紹介、施工事例などをご紹介していきます。

何卒よろしくお願い致します。

 

 

 

『大型家電リサイクル』~便利な暮らしがあるからこそ伴う責任~

『大型家電リサイクル』~便利な暮らしがあるからこそ伴う責任~

 

◎大型家電とは?

私たちの日常生活の中で切っても切れない関係にあるモノの一つに家電製品があります。

 

・家庭の娯楽である『テレビ』

・汚れた服をキレイにしてくれる『洗濯機』

・飲食料品を保存する『冷蔵庫』

・美味しいご飯を炊く『炊飯器』

・夏涼しく冬暖かい『エアコン』

・お部屋の掃除に欠かせない『掃除機』

・最近ではない家も増えてきていますが『電話機』

・どんどん便利になる『パソコン』

など、他にも様々な家庭電化製品があります。

 

その中でも、大型のものを【大型家電】と呼んでいます。

 

大型家電の代表例は、1950年代後半に『三種の神器』と呼ばれた、テレビ・洗濯機・冷蔵庫の家電3品目です。近年では加えてエアコンは必需品になっています。

この4つが【大型家電製品】という事になります。

 

 

◎家電リサイクル法

 

便利である一方で、これら大型家電にはその処分方法によっては地球環境に悪影響を及ぼすことがあります。

 

その為、2001年(平成13年)に、『家電リサイクル法』が成立し、生産者(メーカー)、販売者(家電小売店など)、消費者(私たち)にそれぞれ、リサイクルする為の役割が割り当てられています。

 

【家電リサイクル法】

『特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)は、一般家庭や事務所から排出されたエアコン、テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機などの特定家庭用機器廃棄物から、有用な部品や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律』

 

【対象となる4品目】

・エアコン

・テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)

・冷蔵庫・冷凍庫

・洗濯機・衣類乾燥機

 

 

◎それぞれの役割とは?

 

【生産者(家電メーカー)】家電製品をリサイクルします。

家電メーカー等は家電小売店から引き取った家電製品をリサイクルします。リサイクルするときにはエアコンや冷蔵庫に含まれる冷媒フロンや断熱材フロン(オゾン層を破壊したり、地球温暖化をもたらしたりするガスです。)を併せて回収し、破壊します。

 

【販売者(家電小売店など)】収集・運搬を行います。

家電小売店は消費者(排出者)から役目を終えた家電製品を引取り、家電メーカー等に引き渡します。また、小売業者は消費者(排出者)から廃家電を引き取る際に、管理票(家電リサイクル券)を発行し、その管理票(家電リサイクル券)の写しを消費者(排出者)に交付します。

また、一般収集許可業者や産廃収集運搬許可業者も運搬ができます。

 

【消費者(私たち)】リサイクル料金を支払います。

廃家電を収集し、リサイクルするためには費用がかかります。家電製品を使った消費者(排出者)がそのための費用を負担します。

 

家電リサイクル法により定められた、この役割分担を行うことで、循環型社会を形成していくこととなっています。

 

 

◎なぜリサイクルが必要なのか?

 

【テレビ】

以前はブラウン管式テレビという重く奥行きのある形でしたが、10年ほど前から薄型テレビに変わり大型化が進んでいます。

テレビはリサイクルする際に、基板(銅や鉄)、バックライト(ガラスとLED)、液晶版(ガラス)、キャビネット(プラスチック)に分けられます。

ほとんどの部品が資源として活かされています。

 

【洗濯機】

洗濯機は脱水機能が付いて、スイッチ一つで洗いからすすぎ、脱水まで全自動で行ってくれます。最近では、乾燥機付き洗濯機も増えています。

テレビと同じように、銅や鉄、プラスチックなどに分けられ、ほとんどの部品がリサイクルされています。

 

【冷蔵庫】【エアコン】

冷蔵庫とエアコンには、冷媒が使われています。冷気をにがさないウレタン樹脂(ポリウレタン)にもフロン類が含まれている場合があり、地球温暖化の原因にもなる為、リサイクルする際には特に注意が必要です。

 

 

◎なぜ『正しい処分』しないといけないの?

 

なぜ大型家電製品など、リサイクル法に基づいて正しい処分を行わなければいけないのでしょう?

 

理由は、【無許可】の業者の場合があるからです。

 

・街中を大音量で巡回

・空き地で回収

・チラシを配布

・インターネットで広告

などで無料回収をうたう業者の中には、廃棄物の収集や処理を【無許可】で行う業者がいます。

 

【無許可】の業者に引き渡すと、不法投棄、不適切処理、不適切な管理による火災などの事例が報告されています。

また、中には、はじめは「無料」と言っていたのに、荷物を積み込んだ後に、「すべてが無料ではない」と高額請求をしてくるような悪質な業者とのトラブルも発生しています。

 

正しい業者に依頼し、正しいリサイクルを行うことで、地球の環境だけではなく、自分の身も守りましょう。

※経済産業省のHPより一部引用

 

 

今回紹介したように、大型家電製品の処分には、リサイクル料が発生します。正しいリサイクルを行う必要があります。

これは、『消費者の責任』です。

便利なくらし、快適な生活を送ると同時に、私たちはそれに伴う責任も果たしていく必要があります。

今さら人に聞けない【総合リサイクル】『リペア(Repair)~使い続けることで生まれる愛着~』

『リペア(Repair)~使い続けることで生まれる愛着~』

 

◎『修理しながら長く大事に使うこと』

最後の【5R】は、『リペア(Repair)』です。

『リペア(repair)』は、修理・補修・修繕や、回復、取り戻すことを意味します。

『修理しながら長く大事に使うこと』という事です。

 

【5R】

『ゴミをできるだけ減らすこと』【リデュース】

『繰り返して使えるモノは、繰り返して使うこと』【リユース】

『繰り返して使えないモノは、資源として再利用すること』【リサイクル】

『不要なモノはもらわない、拒否する勇気を持つこと』【リフューズ】

『修理しながら長く大事に使うこと』【リペア】

 

大局的な言葉は『使い捨て』であると考えます。便利なモノが増えてきて、大量生産・大量消費の時代には、修理して長く使うという感覚が薄れているように感じます。

 

 

◎『リペア(Repair)』に似た言葉

 

前回多くの『Re』が付く言葉でも紹介しましたが、『リペア(Repair)』と似た意味の言葉に、『リストア(Restore)』、『リフォーム(Reform)』があります。

 

『リストア(Restore)』の意味は、老朽化などの理由により劣化もしくは故障した、自動車、オートバイ、鉄道車両、航空機、時計、ラジコンモデル、ゲーム機等を修復し、復活させることです。事故や損耗が理由の通常の修理や整備ではなく、製造時期から年数がある程度経ったビンテージモデルなどを復活、あるいは「保存」する事を目的に修復や復元する事を指します。

 

『リフォーム(Reform)』の意味は、手を加えて作り直すことです。

『リペア』は、壊れたモノを修理して、また使えるようにすることです。

『リフォーム』は、家などの改築・改修の意味で使われますが、広くは作り直すという意味です。「改良して使いやすくする」という考え方ができそうです。

 

一般的には、リペアできないものをリフォームすることになり、もし新品同様に修理できれば、リフォームする必要はありません。リフォームは最終手段と考えられます。

 

 

◎『物を大事にしましょう。』~子供の頃からの大切なこと~

 

子供の頃からよく『物を大事にしましょう。』と言われて来たのを覚えています。

最近はあまり使われなくなった言葉なのかもしれません。

モノが少なかった時代は、修理して長く使うことが当たり前でした。

 

現代は、モノがありふれていて、使い捨てのモノがたくさんあります。

壊れてしまったら、新しいモノに買い替えます。

『もったいない』という言葉もあまり耳にしなくなりました。

 

例えば、電化製品、おもちゃなど、壊れたら修理してまだ使うことができます。

最近はあまり見かけませんが、昔は、よく破れた服に当て布をして着ていました。

 

日本の製品が素晴らしく、壊れないという事もあるのかもしれませんが、いつしか私たちは、『物を大事にする』という、子供の頃からの大切なことを忘れかけているのかもしれません。

 

 

◎直してでも使い続けることで生まれてくる『愛着』

 

『愛着』という言葉も聞かなくなりました。

実際私の身の周りにもずっと使い続けていて、『愛着』があるモノってあまりありません。

みなさんの身の回りではどうでしょうか?

 

長く使うモノと言えば、自動車、オートバイ、パソコン、時計、スマートフォン、カバンなど、高価なモノ、気に入っているモノなどがあります。

お気に入りのモノであるほど、長く修理してでも使い続けます。

 

人とモノを比べることはできませんが、人と人の関係も、長く付き合っているとお互いのことをよく知ることができ、同じことが言えると考えます。

最近はペットブームでもあり、ペットも家族として同じ生活を送ります。

 

モノを大事にする気持ちや、長い時間を共有することから生まれてくる『愛着』は、人でもモノでも同じように感じることができます。大切なのは、それぞれがどのように考えるかです。

 

 

私たちの身の回りの【5R】というエコ活動も、一人一人の気持ちや考え方により、行動が大きく変化します。

 

『1億人がゴミを捨てれば、世の中に1億個のゴミが出ます。』

『1億人がゴミを減らせば、世の中から1億個のゴミが減ります。』

 

【5R】を見直してみることで、私たちにできる事がまだまだたくさんある事が、改めて分かりました。これからも、グローバルネットワークを通じて、循環型社会の構築を担っていきます。

今さら人に聞けない【総合リサイクル】『リフューズ(Refuse)~【拒否】する勇気!~』

『リフューズ(Refuse)~【拒否】する勇気!~

 

◎もう一つのRとは?『リフューズ(Refuse)』

これまでは、以下3Rについて説明してきました。

 

『ゴミをできるだけ減らすこと』【リデュース】

『繰り返して使えるモノは、繰り返して使うこと』【リユース】

『繰り返して使えないモノは、資源として再利用すること』【リサイクル】

 

日本では2000年(平成12年)に、循環型社会形成推進基本法において3Rの考え方が導入され、3R【①リデュース ②リユース ③リサイクル】 ④熱回収(サーマルリサイクル) ⑤適正処分の優先順位で、廃棄物処理およびリサイクルが行われるべきであると定まっています。

 

また、3Rに加えてよく紹介される+2R、併せて『5R』とも呼ばれている、

【Refuse】と【Repair】があります。

今回は、【Refuse リフューズ】について説明して参ります。

 

 

◎『Re』が付く言葉の真意

 

『Reduce』も『Reuse』も『Recycle』も、すべて頭に『Re』が付きます。

 

では、この『Re』とはどういう意味なのでしょうか?

 

直訳すると、「相互、反、後、退、秘、去、下、再、否、不」または、「再び、さらに、新たに、…し直す、原状に復す」などの意味があるようです。

 

【再、再び~、・・・仕直す】これらの言葉からも、循環をイメージする言葉に関連がありそうです。

 

 

◎こんなにある『Re』が付く言葉

 

『Re』が付く言葉は、まだまだありますので紹介していきます。

※Wikipediaより引用

 

『Refuse』(リフューズ:拒否)

ごみになるものを拒否する。製造・流通地点で発生源を断つ。

 

『Repair』(リペア:直す)

壊れても直せるものは修理して使う

 

『Remix』(リミックス:再編集)

新たな創造のために既にある資源を再編集する

 

『Refine』(リファイン:分別)

廃棄するときには分別する

 

『Rethink』(リシンク:再考する)

自分に本当に必要なものかどうか考える

 

『Rental』(レンタル:借りる)

個人として所有せずに借りて済ます

 

『Return』(リターン:戻す)

携帯電話など使用後は購入先に戻す

 

『Returnable』(リターナブル:戻す)

Returnにほぼ同じ。用例:リターナブル瓶(飲料水)

 

『Reform』(リフォーム:改良する)

着なくなった服などを作り直す

 

『Reconvert to Energy』(リコンバート・トゥ・エナジー:再返還する)

利用できないゴミは、燃やす時の熱を利用する

 

『Rebuy』(リバイ:買う)

リサイクルされたものやリユース品を積極的に購入または利用する

 

『Regeneration』(リジェネレイション:再生品)

再生品の使用を心がける

 

『Reasonable management』(リーズナブル・マネジメント:適正処分)

正しく、環境にそった処分をする。

 

『Recreate』(リクリエート:楽しむ)または『Refresh with Green-Break』(環境保全型余暇を満喫する)

環境保全型余暇や自然保全型余暇を満喫することは、潜在的な自然体験欲求の充足のみならず自然環境の保全にも役立つ

 

『React』(リアクト:響き合う)

自然を分かち合う機会や場面を増やす事によって環境共育に働きかけることができる

 

『Restore』(レストア:復元する)または『Reforest』(レフォレスト:再植林する)

自然環境の復元や生態系サービスの持続的利用は人類が生きながらえる為の重要な要素である

 

聞いたことが無い言葉もありましたが、いずれにしても少なからず『環境や循環』に関連した言葉ばかりです。一つ一つ意識して考えるきっかけになります。

 

 

◎『リフューズ(Refuse)~【拒否】する勇気!~』

では、『リフューズ』とはどういう事でしょうか?

Wikipediaによると、【ごみになるものを拒否する。製造・流通地点で発生源を断つ。】と書かれています。これだけではわかりづらいので、もう少し考えてみます。

 

・ゴミの原因となる過剰包装などを拒絶、拒否すること。発生を回避すること。

・不必要なものを買わない。同時にもらわない、断ること。

調べてみるとこのようにも出てきます。

 

具体的な例として挙げてみると、

皆さん買い物をするときにエコバッグは持参しますか?

コンビニやスーパーなどで買い物をする時のビニール袋などが有料化されています。これは何も費用がかかるので有料化している訳ではありませんよね。ビニール袋の仕様を減らしてエコバッグ等の繰り返し使える入れ物を活用しましょうというエコ活動です。

 

また、同じくコンビニ等でお弁当などを買うと付いてくる割り箸や調味料なども、もらってしまって無駄になってしまう事もあります。常にマイ箸を持参して、お店の箸を使わない、もらわない人もいます。

 

このように、ゴミになるものを拒否する。発生することを防ぐ。

このような考え方を『Refuse(リフューズ)』という事ができます。

 

使い捨てのものは、ついつい便利ですし、もらってしまいます。

勇気をもって『ゴミになるので断る。』ことも、循環型社会の形成に大切な考え方なのですね。

今さら人に聞けない【総合リサイクル】『リサイクル(Recycle)~資源としての再利用~②』

『リサイクル(Recycle)~資源としての再利用~②』

◎リサイクルで得られること

先の『リサイクル(Recycle)~資源としての再利用~①』でも説明しましたが、リサイクルは、

『ゴミを減らして、地球の自然や環境、私たちの生活を守るための、【3R(リデュース・リユース・リサイクル)】の一つです。』

 

リサイクルすることで、ゴミを減らすことができ、資源として再利用することができます。ゴミを減らすことで、最終処分場にて埋め立てられるゴミの量が減ります。

 

繰り返しになりますが、【3R】は非常に密接に関わり合っています。

 

事業ゴミについても同様のことが言えます。なんでも一緒にして廃棄物として処分するのではなく、廃棄物を減らすことを考える。繰り返して使えるモノをなるべく活用する。再利用できるものは再利用する為になるべく分別をする。

 

このような取り組みを行える企業はエコ企業です。一人一人、一社一社の小さな取り組みが、大きな効果に変わります。そしてその取り組みは、企業の廃棄物処理に限らず、確実に様々なコストを削減する効果をもたらします。

 

◎リサイクル製品の紹介

世の中には、『リサイクル製品』がたくさんあります。リサイクル製品とは、『使用した後にもう一度制限として再利用することで、新たに作られた製品』のことを言います。

 

例えば、古紙を利用してつくられた製品では、トイレットペーパーや、ティッシュペーパーなどは、古紙を100%原料として作られたものがほとんどです。コピー用紙や新聞紙も古紙を原料として作られています。

 

古紙を混ぜた製品には、再生紙使用のマークが使用されています。『R100』『R90』『R50』という風に、古紙の配合率を表しています。

 

・牛乳パックには『牛乳パック再利用マーク』

・ペットボトルには『PETボトルリサイクル推奨マーク』

・再生ボトルには『エコロジーボトルマーク』

・環境に優しい製品には『エコマーク』

・パソコンには『PCリサイクルマーク』

覚えきれないほどのリサイクル関連のマークが存在しています。

 

◎リサイクル関連法

日本では、法律により環境を守るための仕組みが定められています。

 

1993年に『環境基本法』が制定され、『環境基本法』をベースにして環境に関する様々な法律が作られました。

 

【環境基本法】

環境保全についての基本理念を定めて、国や地方公共団体、事業者、国民の責務を明らかにするための法律。

環境保全に関する施策の基本となる事項を定めることで、現在及び将来の国民の、健康で文化的な生活を確保し、人類の福祉に貢献することを目的としている。

 

『環境基本法』の前身として、『公害対策基本法(1967年制定)』『自然環境保全法(1972年制定)』があります。

 

具体的な行動祖定めたのが、『第一次環境基本計画(1994年)』が作られ、6年ごとにこの計画の見直しが行われています。

 

現在では、『第五次環境基本計画(2018年4月)』を元に、環境保全のための目標、行動が取り組まれています。

 

2000年には、高度経済成長により拡大した『大量生産・大量消費・大量廃棄』の経済社会を、循環型社会に変えていく為の『循環型社会形成推進基本法』が制定され、リサイクルの取り組みに優先順位が設けられました。

 

 

◎リサイクルの優先順位とは?

①『ゴミをできるだけ減らすこと』【リデュース】を最優先に、

②『繰り返して使えるモノは、繰り返して使うこと』【リユース】

③『繰り返して使えないモノは、資源として再利用すること』【リサイクル】

 

この【3R】を基本的な考え方として、リサイクル関連法はさらに整備されていきます。

 

様々なリサイクル関連法はまた別の機会にご説明します。

 

荒木商会では、このような基本的な考え方はもとより、法令を遵守し、地球環境の保全、適切な廃棄物の処理、コスト削減など、幅広く取り組んでいます。分からないことは何でもご相談ください。

今さら人に聞けない【総合リサイクル】『リサイクル(Recycle)~資源としての再利用~①』

『リサイクル(Recycle)~資源としての再利用~①

 

これまで、

『リデュース(Reduce) ~ゴミを出さない・減らすこと~

『リユース(Reuse)~くりかえし使うことで得られるモノ~

を、お届けして参りました。

 

今回は、『リサイクル(Recycle)~資源としての再利用~について、説明していきます。

 

 

【リサイクル】という言葉の定義は諸説あります。※Wikipediaより引用。

 

・「日常生活で不要な製品や、産業活動に伴い副次的に得られた物品を、資源として再利用、あるいは回収・再生して有効利用すること」

・「1度使った資源(廃棄物)を回収して再利用すること」

・「不要物(ゴミ、廃棄物)を再利用可能な素材へと変える行動や過程」

・資源の節約や環境汚染防止などのために、不用品や廃棄物などを再利用すること」

 

簡単に言い換えると、『資源として再利用する』ことと言えそうです。

私たちの身近な再利用について見ていきましょう。

 

 

◎ゴミがもたらす世の中への影響

よく耳にする『地球温暖化』とはどういう事でしょうか?

 

ゴミを燃やすことによって、二酸化炭素が排出されます。この二酸化炭素が地球の温暖化にとって大きな影響を与えます。二酸化炭素は地上から出た熱を温室のように閉じ込める要素があり、地球温暖化を招く原因とされています。

 

この『地球温暖化』により、自然や環境が大きな影響を受けます。

 

・これまでにない猛暑や水害をもたらす地球の異常気象を起こします。

・温暖化する事で南極や北極の氷が解けだし、海水面が上昇します。

・海水面が上昇すると、地形にも影響を与えます。

 

このように、ゴミの燃焼によって地球温暖化が進み、自然や環境に大きな影響を与えます。

 

一方、燃やさないゴミはどうでしょう?

 

燃やすゴミとは異なり、燃やさないゴミは処分場に埋め立てるしか手段がありません。その処分場がいっぱいになると、また新たな処分場を作る必要が生まれます。この処分場を新たに作ることにより、同様に自然や環境は影響を受けます。

 

・山間部や海などの自然が減少します。

・それに伴い、生息している動物や植物に影響を与えます。

・生物多様性が損なわれることで、生態系に変化が生じます。

 

これらのことからも、

『ごみを減らす(リデュース)』

『捨てずに再利用する(リユース)』

が必要なのです。

 

そして今回解説する

『資源としての再利用(リサイクル)』

が同じように重要となってくるのです。

 

 

◎ゴミが資源に変わる瞬間

ゴミを燃焼するときには、大量の熱が出ます。この熱をエネルギーとして発電力に利用することができます。よくゴミ焼却場のそばにある温水プールや健康施設があるのは、その典型的な例です。

 

また、生ごみや家畜の糞尿、紙ごみなどは、発酵させることによりメタンガスを発生します。このガスはバイオガスと呼ばれ同じく発電力として利用することができます。

 

このように、ゴミを資源として再利用を行うことが、リサイクルという事になります。

 

 

◎分別マークの違い

出典:経済産業省ウェブサイト

 

最近、テレビのクイズ番組などで出題されているのをよく見かけます。問題にされると途端に怪しくなります。リサイクルのマークって非常に似ていますが、微妙に異なります。参考までに、経済産業省のサイトより転載しますので、是非これを機に確認してみてください。

 

普段はあまり気にしていませんでしたが、家庭での日用品や、食料品など、ペットボトルや缶、包装している袋などには色々なマークがついています。このマークはリサイクルの方法が書かれており、正しく分別することができます。

 

これらの資源ゴミは、リサイクルして利用されることで、貴重な資源となります。正しくゴミを分別して出すことで、誰でもできるエコ活動になります。

 

次回『リサイクル(Recycle)~資源としての再利用~②』へ続く

今さら人に聞けない【総合リサイクル】『リユース(Reuse)~くりかえし使うことで得られるモノ~②』

『リユース(Reuse)~くりかえし使うことで得られるモノ~②』

 

明日よりG20大阪サミットの開催を控え、厳戒態勢の日本ですが、近年の取り上げられる議題として環境問題は不可欠となってきました。

廃プラの受入れ禁止をドンドン決定していく国がある中で、私たちは他人事と思わずにできることを取り組んでいかなければなりません。

 

◎『リユース』のポイント

 

では、『リユース』の重要ポイントは何でしょうか?

 

『リユース』は『再使用』です。

 

同じものを繰り返し使うだけなので、エネルギーや資源を再生のために使うことはあまりありません。同時にゴミになるものを減らすこともできます。

 

そういう意味では、『リユース』は環境に及ぼす影響が非常に少ない、重要な取り組みであると言えます。

 

では、『リユース』の実際の取り組みにはどんなものがあるでしょうか?

 

・着なくなった服や衣類を兄弟や親せき、友達に譲って使ってもらう。

・牛乳びんやビールびんなど再利用できる製品を購入し、飲み終えたら回収に出す。

・要らなくなったモノ、使わなくなったモノを、フリーマーケットや、ネットオークションに出して中古品として買い取ってもらう。

・車の部品などもリユース品が多くあります。新品ばかりではなく、リユース部品と交換して使う。

 

など、これ以外にもたくさんありますが、日々の一人一人の行動で変わっていくものばかりです。私たち一人一人が心がけることが、意識することが大切です。

 

 

◎『リユース』により得られるモノ

 

世の中にはもったいないことがたくさんあります。まだ使えるモノを、要らなくなったからと平気で捨ててしまう現状もあるでしょう。

 

では、『リユース』することで得られるモノはどんなことでしょうか?

 

・再生可能な製品を再利用することで、その製品を新たに作る為に必要なエネルギーや資源を使わなくて済むようになります。資源の節約です。

 

・新品を一度使ってゴミとして捨ててしまうよりも、一つの製品を長く繰り返し使う事で、ごみを減らすことができます。

 

・新たなビンを作るためには多くの資源や施設などの設備を作らなければいけません。それらに係るコストを抑えることができます。

 

・新品を購入するのではなく、リユース品を買ったり、知り合いからもらったりすれば、出費を抑えることができます。

 

・家庭や事業から出されたゴミは、税金によって自治体が収集し処理しています。リユースによりゴミを減らせば、これらの処分費を減らすことができます。

 

 

◎現在取り組まれている『リユース』

 

世の中ではすでに、多くの『リユース』の取り組みがなされていますので紹介します。

 

【リサイクルショップ】

世の中のリサイクルショップと呼ばれているお店、実際は『リユースショップ』のことです。

古着屋、中古家電店、古本屋、中古スポーツ用品店、趣味のお店、質屋などもそうです。

 

【イベントなどでのリユース食器】

イベント会場には多くの人が集まります。食べ物や飲み物を買おうとすると、使い捨ての容器(紙やプラスチックの皿やコップ)に入っていることが多いです。これらをリユース食器に変えて洗って使う事で繰り返し使うことができます。勿論洗う人件費やコストがかかってしまうことは否めませんが。

 

【買わずにレンタルする】

数えるほどしか使わなかったり、使う期間が短かったりする場合は、わざわざ購入しなくてもレンタルすることができます。購入費用を抑えることも可能です。

 

【シェアするという考え方】

最近では、自転車や自動車をシェアするサービスも増えています。シェアハウスもあります。購入費を抑えるだけでなく、駐車場代や、家電製品も供用することで様々な費用を削減できます。

 

【制服のリユース】

学校の取り組みとして、制服のリユースを行っている自治体もあります。特に成長期の学生は制服が小さくなってしまうこともあります。常に新しい制服うぃお購入するのは家計にとっても大きな負担です。リユースすることで、お互いが便利に、エコに利用することができます。

 

 

いかがでしたでしょうか?

私たち事業者の中でも、『リユース』は重要です。

 

新しい設備を導入するにしても、多くのコストがかかります。もちろん最近の設備には省エネ製品、エコ商品がたくさん登場してきていますので、新品を導入した方が全体的なコストダウンやエコ活動につながる場合もあります。

 

しかし、周りを見渡すと、まだまだ再利用できるものがたくさんあります。

 

 

『あなたが、今捨てようとしているものは本当にゴミですか?』

『修理すれば活かせる商品ではないですか?』

 

この2点を皆様に問いかけながら、『活かせる資源は最大限に活用していこう』をモットーに、グローバルネットワークを通じて循環型社会の構築に一躍を担っていきたいと思います。

今さら人に聞けない【総合リサイクル】『リユース(Reuse)~くりかえし使うことで得られるモノ~①』

『リユース(Reuse)~くりかえし使うことで得られるモノ~①』

 

◎『リユース (Reuse)』とは?

 

前回は2週にわたって『ゴミのリデュース』について説明しました。

第1話 『リデュース(Reduce) ~ゴミを出さない・減らすこと~』

 

今回は、同じく2週にわたって、『リユース(Reuse)』について考えてみたいと思います。

 

『リユース(Reuse)』とは、再使用(さいしよう)のことです。

 

Wikipediaによると、一度使用された製品を、そのまま、もしくは製品のあるモジュール(部品)をそのまま再利用することをいう『環境用語』です。

 

従来から、家族内や知人内での製品のお下がりや、地域内での不要品のバザー、あるいは廃品回収など、小規模のレベルでは行われてきたが、本格的な循環型社会の形成のためには社会構造的にリユースの流れを構築することが望まれているという事です。

 

 

◎そもそも製品の原材料って何でしょう?

 

例えば、次のものは何からできていますか?

・レジ袋

・スチール缶

・アルミ缶

・ペットボトル

・トイレットペーパー

・ノート

 

普段日常から使っているものですが、いざ考えてみると知らないことも多いです。

また深刻な環境問題から、今後は有料化の義務付けや、輸出制限がかかるようになってきます。

 

ちなみに正解は以下の通りです。

・レジ袋⇒石油

・スチール缶⇒鉄鉱石

・アルミ缶⇒ボーキサイド

・ペットボトル⇒石油

・トイレットペーパー⇒樹木(木材)

・ノート⇒樹木(木材)

※古紙パルプのものもあり

 

いかがですか?全部わかりましたか?

 

 

◎非再生資源と再生可能資源の特徴

日本には資源が少なく、多くの資源を輸入に頼っている現実があります。

また資源には『非再生資源』と、『再生可能資源』があります。

 

『非再生資源』とは、

枯渇性資源とも言い、再生できないので使い続けると枯渇してなくなってしまう資源です。

・化石燃料(石油・石炭)

・金属資源(鉄鉱石・銅鉱石)

などをいいます。

 

ただし、金属資源においては、元の金属材料に戻すことができるリサイクル可能な資源です。

 

『再生可能資源』とは、

一部を使用しても、一定の時間がたてば自然の力で再生可能な資源です。

・森林(木材)

・バイオマス(小麦・米などの穀物、魚などの水産資源)

などをいいます。

 

石油はこのまま現在と同じように生産を続けると、50年ほどでなくなってしまうと言われています。

可採年数(資源を採取できる年数)が比較的長い石炭にしても、153年です。

 

使用量を減らしたり、他の資源でまかなったり、対策を講じていく必要があります。

 

 

◎『循環型社会』が目指すモノ

 

資源やごみの問題を解決する為に私たちが目指している『循環型社会』をもう一度見てみます。

 

前節でふれた石油や金属など、非再生資源は利用できる量に限りがあります。その為、今後ますます大切に使用していく必要があります。

 

その為にできることが、『リデュース』『リユース』『リサイクル』の【3R】です。

 

『リデュース(Reduce) 』~ゴミを出さない・減らすこと~

『リユース(Reuse)』~そのまま使えるモノは、くりかえし使用すること~

『リサイクル(Recycle)』~そのまま使えないモノは、資源再生すること~

 

これら【3R】の取り組みにより、循環型社会が実現すれば、今ある資源の可採年数はもっと伸ばすことができます。

 

新しい資源をどんどん使うのではなく、今あるモノ(資源)の中から、繰り返して使う仕組みを構築する必要があります。

 

次回『リユース(Reuse)~くりかえし使うことで得られるモノ~②』へ続く